こんにちは、HOMETOWN TOKYOの城土です。
メンバーについて皆様に知って頂くべく、今回も紹介記事をお届けします!
みなさまは「九十九神(つくもがみ)」をご存知でしょうか?私は幼い時、大の妖怪マニアで一日中妖怪辞典を読んでいる時期がありました。そんな時に目に止まったのが九十九神です。
九十九神は長い年月を経ることで物に宿る神や精霊と考えられており、所持者の扱いによっては良いことも悪いことももたらす存在なんだそうです。怪談の季節である夏、身の回りのものが怒らないよう(?)大切にしていきたいと毎年ふと思い出します。
今回はVol.9ということで参加アーティストであり、モノを通しての自己確立や自分自身のアイデンティティについてをテーマに金工作品を制作する熊坂美友さんをご紹介いたします。
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【氏名】
熊坂美友(くまさかみゅう)
【プロフィール】
1996年 東京都国分寺市 生まれ 2018 東京藝術大学工芸科入学2021年現在 同大学大学院彫金専攻在籍
【故郷性に関するエピソード】
普段東京は生活のための場所であるため、あえて故郷の街として思い出に浸るということは私にとってはあまりない。東京という土地を離れれば愛着が湧くのだろうが、24年間東京に住む私にとって、思い出と現在が連続的に繋がっていて切り離して考えることは難しい。 今回の展示に当たって、幼少期の思い出を引っ張り出してきて眺めることが多かった。その中で薄ぼんやりと、自分自身の制作にあたっての美意識の輪郭のようなものを感じることがあり、それらと故郷性はイコールで結ばれたものなのではないだろうかと感じている。自分自身の思い出の輪郭を辿ることで私自身とっての故郷の形について捉えられたらと思っている
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