まもなく1200万円! たくさんのご支援ありがとうございます
ご支援金額はまもなく「1200万円」という、想像もしていなかった大きな金額に到達しようとしています。本日もたくさんの貴重なご支援をいただいております。本当にありがとうございます!
再び新聞掲載!「サンガ復活」へのクラウドファンディング
さて先日お伝えした通り、2021年6月3日『河北新報』朝刊に「「サンガ」再出発へ」という記事で、このクラウドファンディングの取り組みを紹介していただきました。
この記事は、その後、yahooニュースにも流れ、たくさん注目が集まりました。どうもありがとうございます!
その反響は少し落ち着いてきたところですが、この東北ブロック紙「河北新報」には「紙面センサー」という、過去数日の掲載記事を論評するコーナーがあります。
そして、2021年6月15日掲載の「紙面センサー」では、石巻産業創造I-Bizセンター長の吉田真一様が、この「「サンガ」再出発へ」の記事について言及されていました。
以下に記事の一部を引用いたします。
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3日朝刊みやぎ面では、仏教関連の書籍を多数刊行し、破産手続き中の出版社サンガ(仙台市)の事業を引き継ぐ新会社の設立に向け、元社員らの復活へのチャレンジを取り上げた。
職業柄、倒産に追い込まれた企業の実態を少なからず見てきたが、解雇された社員が高い志を持って再出発に挑むことはめったにない。解散を惜しむ読者や著者の声が寄せられ、解雇された元社員が中心となって始めたクラウドファンディング(CF)は、初日に早々と目標を達成した。「不安な時代だからこそ、心の支えとなる仏教の教えが一層求められるはず」と語る元社員の熱い思いに感銘を受けた。今後も小規模事業者の頑張る姿を数多く伝えてほしい。
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このように「紙面センサー」に取り上げていただき、たいへん光栄です。ありがとうございます。
そして、私たちはあまり意識していなかったのですが、解雇された社員が再出発に挑むことは珍しいことなのですね。
再出発を決意するまでのことを振り返ってみると、不安や迷いはもちろんありましたが、同時に「これだけみんなに期待されているのであれば、再スタートに向けて動き出すしかない」という強い思いもありました。
しかしそれは、元社員個人の中から単に湧き上がってきただけの思いではありません。期待して応援してくださっている方々がいたからこそ、私たちはこうして動き出せたということを実感しています。
世界的禅僧ティク・ナット・ハン師による「インタービーイング」という言葉があります。「ありとあらゆるものがつながってる」 という仏教の「縁起」を表現しているものですが、今回の活動を通して、私たちもブッダの教えを様々なかたちで実感し、学ぶことができているのだと思います。
このような貴重な機会をいただけていることに感謝しながら、みなさんとその喜びを共有できたら嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。