いよいよワークショップ開催まで約一か月となりました。こちらでも少しずつ準備を進めている最中でございますが、ここでオンラインワークショップの必需品であるZOOMについてご紹介させていただきます。ZOOMは全世界で使用されていて、安定した通信技術に定評のあるコミュニケーションツールです。こちらから後ほど送信いたします招待メール、あるいはメッセージにあるリンクをクリックします。ここで、Zoom専用ソフトがインストールされていない場合はインストールの必要がありますので、画面の指示に従い専用ソフトをインストールします。(ワークショップ当日までに、インストールを済ませられますようお願いいたします。)専用ソフトが立ち上がり「ビデオ付きで参加」または「ビデオなしで参加」を選択し、主催者に入室を許可された後にミーティングに参加できます。画面下メニューの「退出」ボタンでミーティングから退出します。 他にも以下のような設定が可能です。基本的に参加者でいらっしゃる皆さまは、会議の時に雑音を防ぐため、ミュートの状態(スピーカーが出ない状態)にしておりますが、ご質問があります際には、お手を上げて頂き、発言いただくことができます。なお、会議には40分という時間の制限がありますため、前半と後半に分けて招待メールをお送りさせていただきます。どうかお間違えのないようお願いいたします。「マイク、スピーカーの切替、ミュート」下部メニュー「ミュート」ボタン右の「^」をクリックして設定できます。「ビデオの停止」下部メニュー「ビデオの停止」より自分のWebカメラ映像の配信を停止できます。「バーチャル背景」カメラに自分の部屋を映したくないときなどに背景を変更することができます。下部メニュー「ビデオの停止」ボタン右の「^」から「バーチャル背景」を選択して設定します。「セルフビューの非表示」参加者が多いときや画面が小さくて見にくいときなどに、自分のカメラ映像を非表示にすることができます。自分のカメラ映像を右クリックして「自分のセルフビューを非表示」を選択します。「表示切替」画面右上の「表示」より、参加者の映像表示をギャラリービュー、またはスピーカービューに切り替えできます。使い方についてご不明な方、やり方が分かりづらいという方にはこちらでサポートをいたしますので、ご遠慮なくご連絡くださいませ。tououzakka_iciripiciri@yahoo.co.jp
今回のworkshopで講師をしてくださる方々をご紹介します。アーラパタク村の編みクロスステッチ刺繍、ピロシュカおばあさん小さいころに父親を亡くし、母親ひとりの手で育てられたおばあさん。定年後、故郷の村に帰り、再び針を持ちはじめる。80年代は、編みクロスステッチがリバイバルブームとなった。村で最も美しい刺繍の部屋をもつ。カロタセグのビーズ刺繍、エルジおばあさん。きらめくビーズの衣装が有名な村で生まれ、育つ。小さいころから針を持ち、ビーズ刺繍の衣装を縫い生活を立ててきた。76歳になっても、現役で針を持つ。カロタセグのイーラーショシュ、アンナおばあさん。40年代になって、イーラーショシュが盛んになった村で、イーラーショシュの図案を描く職人。教会のオルガンを弾き、まとめ役として一人暮らしのおばあさんたちの支えとなっている。他にも村のおばあさんたちも、集まってくれます。今も、軒先で刺繍をして語り合う風景が見られる数少ない村。シク村のアウトライン刺繍、エルジおばあさん。アコーディオン袖の美しい衣装で有名な村で生まれ、育つ。おばあさんの人生は、民俗衣装と切り離すことができない。マルトンおじいさんと助け合いながら、刺繍や手織りの職人として、今も現役で働いている。(ワークショップには娘のエルジさんも参加します。)おばあさんたちについてもっと詳しくは、こちらの記事をご覧ください。刺繍の達人おばあちゃんたち
7月のworkshopにご参加予定の皆さまへ、workshopの教材の準備ができ、昨日ルーマニアから発送いたしました。材料は各自ご用意いただくことになっておりますが、キットのご要望もありましたので、簡易キットという形でご用意させていただきます。7月22日(木・祝)アーラパタク村の編みクロスステッチは、3種類の棚飾りを作ります。こちらと同じ図案とは限りませんが、デースと呼ばれる連続模様を使った棚飾り。または、バッグの一部や、ベルト、スカートのすそなど、アイデアでさまざまな用途にお使いいただけます。基本のステッチから、目を上へ移すやり方、目数の数え方、糸の継ぎ方などコツをお教えいたします。クロスステッチ用ファブリック(大か小かいずれか)、針、今回は扱いやすい8番の刺繍糸を2本(赤か青)をお選びいただけます。ジャバクロス65より目が細かいタイプで、23カウント/1インチ(約90目/10cm )の生地です。大きいサイズ) 25×80㎝の布、糸2本、針 1300円小さいサイズ) 25×40㎝の布、糸1本、針 700円7月24日(土) カロタセグ地方イーラーショシュは、四角いサイズの鳥のクロスを作ります。(四角の中の部分だけ)ちいさなポーチに仕立てたり、ワッペンとして、お持ちのクッションやバッグなどにつけることもできそうです。基本のステッチ、ドット、サテンステッチ、チェーンステッチ、鳥のボディと羽根の部分のステッチをご紹介いたします。イーラーショシュ用ファブリック25×25㎝、針、イーラーショシュ用刺しゅう糸約25g(赤、白、青のいずれか)をお選びいただけます。 800円図案を後ほどお送りしますので、図案を写してご準備くださいませ。7月25日(日)シク村アウトライン刺繍 は、ホップの花とつぼみの図案を使ったクロスを作ります。バッグに仕立てても素敵ですし、フレームに入れて飾っても良さそうです。アウトラインで面の埋め方、線の描き方、網目のようなクロスのステッチをご紹介いたします。コットンファブリック25×25㎝、針、イーラーショシュ用刺しゅう糸約25g(赤、青のいずれか)をお選びいただけます。 650円刺繍枠を使いますので、各自ご用意ください。図案を後ほどお送りしますので、図案を写してご準備くださいませ。ビーズ刺繍の方は、まだ見本ができておりませんので、もうしばらくお待ちくださいませ。それでは、荷物が実家に到着しましたら、HPにてお求め頂けますので、どうぞよろしくお願いいたします。
本日6月1日に、まだ募集をはじめて4日目なのですが、目標金額に達することができました。皆さまの暖かいご支援とお言葉をありがとうございます。これから、本格的にワークショップの準備に進ませていただきます。まずはZOOMの使い方、カメラマンとの交渉、そしておばあさんたちに朗報をお伝えして、ワークショップの内容を具体化させていきたいと思います。材料は基本的には各自でお好きなものをご準備していただくことになりますが、なかなか選ぶのが難しいという方には6月中にショップの方で、ワークショップ用キットを限定で準備させていただきます。(シンプルなもので、なるべく経費がかからないものをと考えております。)図案は、各自で描いていただくか、またはこちらで手描きをしてご準備した方がいいか、出来ればご要望もお聞かせくださいませ。7月の終わりに、おばあさんたちもご健康でいらっしゃるように願いつつ、皆さまとお目にかかれますことを楽しみにしております。
ご支援頂いた皆様へ、皆さまの後押しのおかげで、本日、目標金額の半数に達することができました。残り48日となりましたが、7月までしっかりと準備、環境を整えて、皆さまに現地の空気とともに刺繍のすばらしさをお伝えできればと思います。ZOOMの使い方につきましては、後ほどご説明をさせていただきます。また、刺繍の材料につきましても、各自でご準備いただく形にはなりますが、ショップの方でも、今回の講習用に簡易キットをご準備させていただく予定です。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 谷崎 聖子