南湖ハウスの活動報告として
クラウドファンディング中、毎週情報を投稿していきます!
前回は社会的養護と子どもたちの現状についてお伝えしました。
今回は『なぜ保護を要する状態になるのか』『児童虐待とは何か』をお伝えしていきます。
❷ 児童虐待について
なぜ保護を要する状態になるのか。
「虐待」についてメディアであげられている多くは、
母親非難や関係機関のバッシングにさらされています。
しかし"虐待"という背景には、貧困やひとり親などに加え
〈社会的孤立〉が特徴です。
“虐待は 特定の個人の問題ではなく 社会の問題”であり、肯定的な注目と支援が必要です。
特にサポートが必要な産後は、公的なサポートはほとんどなく
またサポートを受ける手続きや金銭的な面でのハードルも高く
誰も知らない土地で泣き止まない赤ちゃんを抱え、慣れない育児をしていくことは大きな負担や不安となり孤立化が深まります。
”虐待”という言葉はヨーロッパでは使われることがなく、『子どもの福祉の危機』と言われるそうです。
また多種多様にわたる子どもたちへの福祉サービスやサポートがあり、
子どもたちの成長を見守る制度が確立されています。
そういったサポートは誰にとっても必要とされています。
小さな不安や些細なことの積み重ねが、大きな事を引き起こします。
ちょっとした悩みを吐き出したり相談できる、そんな場を目指しています。
具体的な活動としては、子育て広場を通して孤立しがちな産後のサポートや『ふらっと相談』など、その後の関わりをしていきます。
詳しくは南湖ハウスの行う3つの事業の②孤育て解消事業をご覧ください。