▼はじめにご挨拶
こんにちは。株式会社ランバーミルの伊藤です。2度目のCampfireチャレンジになります(前回)。今回ご紹介するスペースは私たちが高千穂町に拠点を置いていた頃に立ち上げたもので、事務所・飲食店用の賃貸物件を少しずつ改良して作ってきたものです。「日替り店長」の仕組みがあって、誰でも登録したら、お店に立つことができます。詳細は、お店の紹介(下記URL)を覗いてみてください。
▼このプロジェクトで実現したいこと
まずは、こういう仕組みにチャレンジしているお店がある、ということを知って遊びにきて頂きたいという思いがあります。そして、店長、またはそれをサポートしてくれる人をたくさん集めたいと考えています。
現在、平日の昼間は事務所・ワークスペース・エステサロンとしてそこそこ稼働していますので、稼働率の低い平日の夜や休日をメインに使ってみたいという方にぴったりだと思います。稼働率を上げながら、次の設備投資のための資金を少しでもプールできるような体制を目指します。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
職業柄、ハード(お店そのもの)よりもソフトウェア(そこで人やモノが回転するための仕掛け)に興味があります。この頃はすっかり浸透してきましたが、AirbnbやUberのようなシェアリングエコノミーを飲食店という形態でやってみたいと思い立ったことがそもそものきっかけです。
実は、大阪には既にこうした「日替り店長カフェ(バー)」が点在していて、そこに集まる魅力的な人たちに憧れた部分もあります。「カフェを持ちたい!」「バーカウンタの中に立ってみたい」という夢を部分的に叶えてくれるし、お客さんと接してサービスを提供し、お金を頂くという(商売をしている人には当たり前なんですけれど)勤めているとなかなか実感のできないリアルな部分を多くの人に体感して貰えるから、ということもあります。
大阪の日替りマスター制バー Common Bar SINGLES - http://singlesfan.com/
▼これまでの活動
入居にあたって、和式だったトイレを洋式にリニューアルし、バーカウンタをつけました。その後、自分たちで外壁の塗装をしたり、机を自作してみたり。予算が出来たら、キッチンももう少し本格的にしたいなとも考えています。
店長として登録すると予約ができるウェブシステムを構築しました(上記URL)。SNSと連動してお店の開店状況をリアルタイムに確認することが出来ます。店頭のサイネージとも連動していて、急なお知らせなどもリモートから随時に掲載することが出来ます(管理者のみの機能)。
▼資金の使い道
プロジェクトが成立した場合、店舗運営の費用(家賃・水道光熱費etc)に充てながら、次に向けた構想を練りたいと思います。店長とお客様と双方がある程度揃った方がいいな、ということで今回は、All-or-nothing方式とさせて頂きました(目標額に達しない場合は全額返金されます)。
▼最後に
お店を出してみるというのは、どう考えても大変だし、儲けを出すなんて素人にはほぼ無理です(あ、言っちゃった)。でも、とにかくやってみて動いてみて見えてくるものは必ずあります。一番大きいのは、いつでも前向きに生きている人たちと次々に出会えるチャンスが得られるということ。あなたの知らない世界観に絶対出会えます。
最新の活動報告
もっと見る最終日!
2017/10/25 19:08あっという間にプロジェクト最終日になりました。本業の邪魔をしないペースで、って考えながらやってたんですが、それが言い訳みたいになっちゃうところもあって、活動不足だった感は否めません。。場所は既にあるので、投資の楽しみがちょっと後ろにずれた、くらいのつもりで、この場所はもう少し気長に温めていきたいと思います。 システム開発の会社を立ち上げた若い頃の自分は、ICT(情報技術)さえあれば、世の中を変えられる!って本気で思ってました。今振り返ると、酷い思い上がりです。高価なクラブ一式を揃えて強くなった気になっても、やっぱり本当に上手な人には敵うわけもなく。思い通りにいかない毎日によく内心で苛立っていたような気がします。ホワイトボードとマジックさえあればシステムは作れる、って誰かが言ってましたが、人や物の動きを最適化するシステムに必要なのは、なにが「最適か」を見通せる目です。本質さえ押さられれば、道具はなんだって良いわけです。 シェアという形態には、限られたリソースを分割して有効活用するというメリットだけでなく、雑多な個性が交差する特殊な「場」が作られる効果があると思います。そこから出てくる新しいコミュニケーションの作法だったり、アイデアだったりが、なんとなく閉塞感のある今の社会に希望のようなものを与えてくれるんじゃないかと漠然と考えています。 未だにうまく言葉に出来ていませんが、言葉に出来ないからこそ実際にやるしかない、と思ったのがそもそものきっかけです。ここまで読んでくださってありがとうございます。 またどこか別のところでも、新しい仕掛けを立ち上げていきたいと思います。その時にご一緒できそうな誰かと一人でも出会えたら、このプロジェクトを(今回は失敗とはいえ)立ち上げた意義が得られると思います。気軽にご連絡ください! もっと見る
場の共有!(6:在庫の管理)
2017/10/22 22:32間が空いてしまいました。今回のテーマ「在庫管理」。ここが実はまだうまくシステム化出来ていない部分です。リキュールや瓶の飲料など日持ちするものは時々、チェックして足りないものを発注する、という程度で問題ありませんが、ジュースや牛乳などの生鮮品は、日々の申し送りの中で在庫量を共有し、次の日に入る店長が事前に購入して来ると言うスタイルをとります。 ほとんど人まかせです。きちんとした人がやれば、もちろんきっちりできますが、たくさんの人で回すと当然、チェック漏れ、購入漏れが出て来て、営業中に商品を切らしてしまうと言う機会損失につながってしまいます。 定点カメラを置いたり、日々の日報の中で在庫量を手軽に報告でき、次の日にはアラートを出してくれるような仕組みの構築をいずれは目指したいと考えています。 もっと見る
場の共有!(5:店頭サイネージ)
2017/10/07 17:27毎日、営業内容が変わる、ってことは裏返すと、外部の人にとっては「何やってるか分からない」となりがちです。そこで、入口横にディスプレイを置いて、「今日はなにをやってるか」を可視化しています。店舗の予約システムと連動していて、常に最新の情報が表示されます。また、ウェブサイトに表示している「お知らせ」もマーキー(電光掲示板みたいに文字が流れる表現)として画面の上に流すことができます。 車の多い通りに面しているので、広告や求人も流せるようにしても面白いかもしれません。もう少し動きのある表示が出来ないかな、というのも試行錯誤中です。ありあわせの20型くらいのディスプレイを使っていますが、最近は40インチくらいのテレビでも3~4万で手に入りますので、もっと存在感のある表示も可能かと思います。気になる本体はなんとRaspberry Pi(5000円くらい)。材料費5万弱+ソフトウェアで簡単にサイネージを導入できます。 もっと見る
コメント
もっと見る