あっという間にプロジェクト最終日になりました。本業の邪魔をしないペースで、って考えながらやってたんですが、それが言い訳みたいになっちゃうところもあって、活動不足だった感は否めません。。場所は既にあるので、投資の楽しみがちょっと後ろにずれた、くらいのつもりで、この場所はもう少し気長に温めていきたいと思います。
システム開発の会社を立ち上げた若い頃の自分は、ICT(情報技術)さえあれば、世の中を変えられる!って本気で思ってました。今振り返ると、酷い思い上がりです。高価なクラブ一式を揃えて強くなった気になっても、やっぱり本当に上手な人には敵うわけもなく。思い通りにいかない毎日によく内心で苛立っていたような気がします。ホワイトボードとマジックさえあればシステムは作れる、って誰かが言ってましたが、人や物の動きを最適化するシステムに必要なのは、なにが「最適か」を見通せる目です。本質さえ押さられれば、道具はなんだって良いわけです。
シェアという形態には、限られたリソースを分割して有効活用するというメリットだけでなく、雑多な個性が交差する特殊な「場」が作られる効果があると思います。そこから出てくる新しいコミュニケーションの作法だったり、アイデアだったりが、なんとなく閉塞感のある今の社会に希望のようなものを与えてくれるんじゃないかと漠然と考えています。
未だにうまく言葉に出来ていませんが、言葉に出来ないからこそ実際にやるしかない、と思ったのがそもそものきっかけです。ここまで読んでくださってありがとうございます。
またどこか別のところでも、新しい仕掛けを立ち上げていきたいと思います。その時にご一緒できそうな誰かと一人でも出会えたら、このプロジェクトを(今回は失敗とはいえ)立ち上げた意義が得られると思います。気軽にご連絡ください!