2021/07/09 06:00

こんにちは! 生きる力を地域が育てる「岡垣スタイル」の眞山です! 「岡垣スタイル」サマーフェスへのご関心、ありがとうございます! 

サマーフェスにご協力いただいている事業者さんのご紹介 第8弾は、ドラムサークルファシリテーター 小林さんです!


小林さんは、自衛隊の音楽隊のドラマーとして30年間、国賓を迎えるセレモニーをはじめ、パレード、イベント、学校、海外公演、楽曲のレコーディングなどで、クラシック、歌謡曲、ジャズ、ロック、ポップス、ディズニーと様々なジャンルの演奏をされてきました。



その後、自衛隊を退官され地元津屋崎に戻り、現在は、保育園、幼稚園、高齢者施設、放課後等デイサービスなどで、みんなでドラムをたたいて一体感を楽しむ、ドラムサークルを開催されています。



小林さんのドラムとの出会いは、中学3年生の文化祭で友達と組んだロックバンド。高校でのバンド活動を通じて音楽にかかわる仕事がしたいと思い、ピアノの調律師を経て、自衛隊の音楽隊に入隊されました。


自衛隊では、東日本大震災の慰問演奏も経験しました。信じられない様な被災現場を目にし、悲しみにくれる方々にとって音楽どころではないのでは、とも思いました。しかし聴いてくださる方々から「ありがとう」という言葉を頂き、音楽というものの懐の深さ、大きな力を感じたそうです。


スコットランドのエジンバラでのフェスティバルでは、現地のパブで民族太鼓ボーランの奏者とのいつのまにかのミニドラムサークル。言葉や文化の壁を簡単に超えて一体感を楽しむ、その魅力に触れました。



楽器を触ったことのない子どもやお年寄りが、リズムに合わせて楽しんでいる姿を見ると、普段の生活の中で忘れていた本能が呼び覚まされているように感じる、とのこと。実際に、認知機能や身体機能向上の効果や、リズム運動によって脳内セロトニンの分泌が活発になり、免疫力が高まるという研究も進んでいるそうです。


 


「今後は30年ぶりに帰ってきた福岡を中心に、ドラムサークルの活動を広げてゆきたい。リズムグルーブの波を大きな波紋にして、子どもからお年寄りまで、より元気になって頂けたら嬉しいですね!」 ほんのつかの間でも、リズムに身をゆだねて日常の閉そく感から心を解放したい、それが小林さんの想いです。



ドラマー
ドラムサークルファシリテーター
ピアノ調律師
小林 久遠