『39年間会っていない父をイタリアへ訪ねる旅をドキュメンタリー映画にしたい!』、プロジェクトオーナーの武内剛です。
先週の活動報告でもお届けいたしました、"ルーツ探訪の旅 in カメルーン"の続編になります。
カメルーンは現在、大雨季のため1週間の滞在中は毎日雨でしたが、この上なく濃厚な時間を過ごすことができました。以下、旅の思い出になります。
〜旅の思い出〜
停電、部屋の前に犬のウ◯コ事件(4回も)、人目も憚らず小便をする人の多さ、珍しい人間はとにかくガン見、信号ないので交通ルールという概念がないしそもそも免許を誰も持ってない、大量の排気ガスとクラクションの騒々しさ、ゴミのポイ捨ての酷さ、舗装された道路の少なさ、、クレカ使える場所がほぼ無く超現金社会 ← その割に誰もお釣りを持っておらず金銭の授受が毎回メンドイ、しつこい物売り、隙あれば金をせびってくる空港職員、汚職警官... etc
上の情報だけ読むと誰もこんな国行きたくなくなると思うんだけど(笑)、
でもこうしたマイナス面を遥かに凌駕する程、温かさで溢れるカメルーンの人々に、人間として大事なことを沢山学ばさせて頂いた。
実は今回の旅をサポートしてくれた方々のいる村に当初は行くつもりだったけど、外国人の僕が来ると命の危険が伴うとのことで、彼らにわざわざ空港のあるドゥアラという街まで来てもらった。
最初は半信半疑だったけど、外務省の渡航情報でも
レベル3(渡航中止勧告)に指定されており色々調べているうちに
カメルーンでは少数派である英語圏の人々の住む地域で
数年前から起きている紛争により、子どもを含む民間人が
多数虐殺されているという事が分かった。
海外メディアの記事→ 多数の勢力の戦闘に巻き込まれる住民
この手のニュースは欧米や日本のメディアで殆ど報じられないけど
アフリカの色んな国でこうした問題が起きている。
日本という豊かで平和な国で生活できている事がどれだけ有難い事なのかを再認識した旅でもあった。
カメルーンは学校が3ヶ月の夏休み期間中(長い!!)という事で
小学校に入学したばかりくらいの子が頭にモノを乗せながら
一人で雨の中売り歩いてるのをよく目にし、僕は思った...
「日本で生まれてる時点で何も言い訳できない!帰国したら今までの50倍頑張らなきゃカメルーンの子どもに笑われるわ!」
というワケで、昨日日本に戻ってきたので今日からフルスロットルで再始動します!!
最後にこの旅をサポートしてくれた全ての人に
最大級の感謝と愛を送ります。Thank you so much!
カメルーン、また会う日までお達者で!
さあ前置きが長くなりましたが(笑)、この旅のきっかけとなった映画「パドレ・プロジェクト /父の影を追って」がいよいよ8/31(土)新宿K'sシネマより全国公開!
9月には京都と大阪での上映も決定しました。
お得な前売券や劇場情報など詳細は映画の公式サイトを!
https://padreproject.jp/
令和6年8月5日 武内剛