パクチー銀行のカフェでは、西経89°線が通る国のコーヒーを使います。
西経89°線が通る国は7つあります。そのうちの一つが中央アメリカ中部に位置するホンジュラス。
ホンジュラスのコーヒーについて調べていたら、昨年行われたクラウドファンディングのサイトに行き着きました。
続・あなたと紡ぐコーヒー物語『ホンジュラスからの一通のSOS』
コロナ禍で苦しむホンジュラスの生産者を守りたいと、ホンジュラスのコーヒーを直接輸入し焙煎するカトラッチャ珈琲焙煎所(愛媛)と1898年創業の老舗酒蔵・博多焼酎「天盃」(福岡)が、コーヒーリキュール「コーヒースペシャリテ」を作ってクラウドファンディングに挑んだということでした。
*詳しくは、ぜひ当該クラファンのページをお読みください
ぜひこれを仕入れたいと思い、蔵元にメール。いただいた返事に書いてあったのが、タイトルに記した「今回のお問い合わせに大変驚いております」でした。
冒頭にこちらからの問い合わせに対する返答が書かれていました。その後に、「個人的な話で恐縮ですが」と続き、文章が綴られていました。僕は、個人的な話をするのも聞くのも大好きで、パクチーハウス東京の予約メールの返事も、可能な限りその人に対してでしかありえないものを書くようにしていました。メールのやり取りでお互いにシンパシーを感じ、初対面で意気投合した体験は一度や二度ではありません。
返事をくれた五代目は、実家の蔵元に帰る前、東京にしばらく住んでいたそうです。その間、「経堂のお店にも友人と何度か足を運ん」でくれたとのこと! 何という縁でしょう。
「コーヒースペシャリテ」のストーリを読んだだけでもぜひ購入したいと思っていましたが、このようにその時の気持ちを伝えてくれる方が作っていると知って嬉しく思いました。そして、このような形でお客さんと「再会」できたことを嬉しく思います。
福岡県朝倉郡の天盃がつくる逸品(まだ飲んでないけど!)を、ぜひ飲みにいらしてください。どうしても鋸南に来れないという方は、こちらから購入できますよ!