パクチー種の融資
パクチーの種を誰にでも審査なしで融資します。返済の義務はありません。パクチーを育てて、うまく育ったら食べてください。食べきれなければ、そのうち花が咲いて種ができるので、次の世代に繋いでください。それでも種が余ったら、家族や友人に種を渡しましょう。
要は、パクチーの種を差し上げます。自分で楽しみ、楽しみを誰かにおすそ分けしてください。SNS等で情報発信をしていただくのも大歓迎です。
カフェ
パクチー銀行は、周辺に住む方、鋸山登山などで鋸南町を訪れる方が交流するカフェでもあります。スペシャルティコーヒーとクラフトビールをお楽しみください。
西経89度の国々(メキシコ・ベリーズ・グアテマラ・ホンジュラス・エルサルバドル)のコーヒーを、東経89度の国々(ロシア・モンゴル・中国・ブータン・インド・バングラデシュ)の飲み方で提供します。
コーヒー豆の調達は、僕が鋸南町ともう一つの拠点としている世田谷にある中南米コーヒー豆専門店の「カフェテナンゴ」から。店主の栢沼さんは高校の同級生の幼馴染(つまり、知り合ったのは数年前だけど同じ学区の出身者)であり、輸入する豆のほとんどの生産者とアミーゴ(直接会ったことがある)ということです。つまり、信頼できる、出どころのはっきりしたものだけを扱うということです。
ちなみに、全ての豆は鋸山を縦走して運搬します。
クラフトビールは鋸南および周辺で作られたもの、世田谷の僕の自宅付近で作られたもの、僕の親友たちが作っているものを主に提供する予定です。
SOTOCHIKUショールーム
鋸南その他にあるSOTOCHIKU素材を使って内外装を行い、また、SOTOCHIKU素材を転用した商品を販売します。SOTOCHIKU(外築)とは、風雨に晒された古い建築資材のこと。廃屋その他で、一見捨てるしかないと思われる素材に価値を吹き込みます。
パクチー・オーナー制度
パクチー銀行新本店にて、パクチー・オーナー制度を開始します。敷地内に専用プランターを配置します。オーナーは1契約につき1台を所有し、お好きなときに収穫が可能です(年4回程度採れます)。播種する種は、パクチー銀行が融資しますし、プランターで採れた種を他のオーナーや全国のパクチー好きに届けることもできます。
また、パクチー・オーナーはコミュニティ農園の共同管理者となり、また、パクチーハウス鋸南をいつでも開催できる権利を持ちます。
インスタレーション(パブリックアート)
SOTOCHIKUを提唱する株式会社グリッドフレームとのコラボで、パクチー銀行の内外装は常に変化していきます。季節ごとに鋸山を登るために保田駅を降りたら、いつも違う外観が見られるかも。
パクチーの種を配る活動を一種のアートとして行い始めてもうすぐ15年。パクチー銀行はリアル店舗を持つことで、コンセプトから誰もが見て楽しめるパブリックアートに移行します。
SOTOCHIKU & 89 unLtd.
パクチー銀行の店舗の名称は「SOTOCHIKU & 89 unLtd.」です。Google mapsなどではこの名が表示されます。パクチー銀行を目指してもらうというより、保田駅を降りたらパクチー銀行に出逢うという仕様です。
地図: https://goo.gl/maps/3XFaMNKUTfFRvC9w8
その他、鋸山縦走センターやイベントスペースとしての機能や、エアルポルトと2箇所でキッチンカーを並べてお祭りするとか、衝動買いしたキッチンカーを使ってもう1つ店舗が作れるとか色々ありすぎるんですが、またよく分からなくなりそうなので、今日は割愛しますw
クラウドファンディングでできるだけ分かりやすく書いたつもりですが、5589文字もあり、応援してくれた人でも読み切っていないという衝撃の事実があったので、パクチー銀行の機能のみをまとめてみました。