気持ちは新人のままですが…
いつしかヴェテランと呼ばれるようになり、
そこかしこで"大先輩"と言っていただき、
こんな私を"ルーサー先生"と呼んでくださる若い人たちも…。
そんな人たちに、私が見せるべき背中とは?
特にコロナ禍の世の中になってから、
そのことを良く考えるようになりました。
見渡せば、クラシック音楽業界も停滞している、
若い人たちは青い顔をして"この先どうなる?"と悲鳴をあげている、
中堅や私と同年代は、積極的に活動している人はわずかで、
ほとんどの人はあきらめ顔…。
自分はどうすればいいだろう?
とにかく、考えるよりやってみたほうが早い。
そう思い立って、動き出したのが昨年のこと。
感染対策をとっての観覧と配信との二本立てのリサイタルを実行、
更に、生配信ライブにも挑戦、
おかげさまでたくさんの方にご覧いただきました。
世の中がこんなことになるなら、
それに合わせて最適の方法を模索するしかない、
そう身にしみた昨年でした。
そして今年も、昨年の経験を活かして、
最初からコロナありきの準備をしています。
もし自分の活動姿勢が、どなたかの心を動かし、
ご自身の活動に活かしていただけたら、
それこそが、私が後進に見せるべき背中ではないのか。
今は、そんなふうにも思います。
どれだけ大きな背中を見せることができるか、
それは私の、これからの活動にもよりますよね。
皆様のお力で、私の背中を
より大きなものにしてくださいませんか?
ご支援、どうぞ宜しくお願い致します。