《 見せかけの平和 》
自由に慣れ切った、私たちと
自由が許されない、この子たちがいる
食べることが普通すぎる、私たちと
食べることが珍しい、この子たちがいる
生きることが当たり前の、私たち
生きることが大変な、この子たちがいる
死に逝くとき、もがき叫ぶ私たちと
静かすぎる沈黙の中で消えて行く、この子たちがいる。
生命の条件とは なんだろうか
生命に優越があり もしそれが知能ならその中に優しさや慈しむ心は
存在しえないのだろうか
表と裏がある
光と陰がある
表だけを取り繕った、見せかけの平和がある。
人間だけがこの世に生きる全ての原点で主であると主張する
社会がここにある。
ショーウインドウに置かれた可愛い仔犬たち
街並みを闊歩しながら飼い主と散歩をする楽しそうな犬たち
その表と裏の落差をも感じず『かわいい~』などと言いながら
購入する安易な飼い主たち。
この光と影の間に我慢と悲惨だけを背負いながら
体をボロボロにさせたた親犬たちと、心をズタズタにさせ
捨てられ殺処分だけが待つ犬たちがいることを、私たちは必ず知らなくてはならない。
道徳心のない仮面の教育と闇に覆われた資本主義社会。 光と陰。 欲にまみれる事が当然の事だと気にもとめず邁進、善意と道徳の感覚麻痺
地球の事は?動物達は? 同じ人間同士ですら起こる心無いやり取り。
間違いに間違いを重ねて見て見ないフリ、未来はどうなって行くのだろうか。
理知とか感情とかをおざなりにし
私たちは、こんな人間社会になるために今を生き
未来のために頑張って働いているのでしょうか?
弱い者や動物に、優しくすることがどれだけ難しいのでしょうか
生体販売
特に、悪質なブリーダーに囲われて生涯をボロボロにされている
繁殖犬たちの姿を見てもあなたは、なんとも思いませんか?
飼い主に無残に捨てられ、見知らぬ保健所という灰色の部屋に
閉じ込められあっけなく 殺処分されて行く この子たちの姿を
見て、なんにも感じませんか?
飼育放棄はペットに対する最大の裏切りであり生命個体への冒涜であると、私は断言する。 信じていた飼い主に裏切られ、そして棄てられた子たちのほとんどの子はガスで苦しみながら死んで行く残酷すぎる末路を歩みます。
こんなことがあっていいのでしょうか?
日本は いまこそ
命とか道徳について真剣に考えなければならない時では
ないでしょうか。
この言葉を頭に浮かべながら。
《国家の道徳や栄誉はその国の動物の扱い方で決まる》
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家もない頼る人もいない
そんな野犬たちの背景にある大きな問題です。
2000の野犬たちを救え!プロジェクトは
この野犬たちを救う事こそ、日本の殺処分問題を鷲掴みに
する活動であると確信しております。
2000の野犬たちを救え!プロジェクト