私は、約9年に渡り猫の保護、里親への譲渡活動を続けてきました。職場が山のふもとにあり、捨て猫が多く、どうしても見捨てることができませんでした。
猫の保護→譲渡にはどうしてもお金がかかります。診察、ノミダニ駆除、血液検査、ワクチン接種、避妊手術、それらに伴う入院費、トイレ、ごはん代等です。
今までは全て自費でまかなってきましたが、2年前に子供が生まれてからそれもかなり厳しくなりました。そもそも子供にお金がかかるのは当たり前ですが、うちの子は国指定の先天性の難病であったため入院や手術を繰り返した後も、日頃のケアや遠方の病院への通院など負担が重くのしかかりました。
その上で、猫の保護活動費を捻出することは、正直とても苦しいです。金銭的にも精神的にも自分の限界が近いです。
しかし、猫は自力でどうしようもなくなった時、人間に助けを求める場合があります。
実際、周りの人々は心配した上で「現状のまま看取る、見捨てる選択も必要だ」と言ってくださいます。
その気持ちも、痛いほどわかります。
しかし、消えた命は戻りません。
ですが、消えようとしている命は戻せる場合があるのです。
全ての猫を助けることは、もちろん不可能です。
私は私の目に映った猫を助けます。
正直、そういう猫を見るだけで辛いです。吐きそうになります。でも逃げません。
もし、少しでも共感してくださる方がいるなら、支援して欲しいです。
保護しても亡くなってしまう猫もいます。その度に「自分はやり切ったのか?手間を惜しんだのではないか?お金をケチったのではないか?」と後悔の念に襲われます。
この弱い私を、どうか助けてください。
これまでの活動
これまで20匹近くの猫を里親へ譲渡しています。(その際は必ず身分証を確認の上、譲渡契約書を取り交わし、経過観察しています。)
資金の使い道・実施スケジュール
糖尿病の猫の治療費、入院費
今後も継続した猫の保護活動費として
・ワクチン5000円
・ノミダニ駆除2000円
・入院費3000円(1日)
・点滴(静脈の場合)1700円
・避妊手術14000円
その他、状況に応じて治療費
リターンのご紹介
支援いただいた方全員へお礼のメール
活動報告、明細書
猫ちゃんの写真をお送りします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る経過報告とお礼
2023/01/23 15:42引き続き、ご本人はよく食べてよく寝て、遊んで元気には過ごしております。ただ、皮膚病について、食事や抗生剤での治療の反応性が悪いためアレルギーは否定的で、少し難しい免疫介在性疾患の疑いが強まってきております。確定診断には麻酔をかけて皮膚生検が必要なので、ちょっとそこまでは踏み切れていないのですが、皮膚科の先生からは多形紅斑などの免疫介在性皮膚炎だろうということで、免疫抑制剤にて治療を行なっております。本来治療にはステロイド剤がよく使用され、とらちゃんも最初のうちはよくステロイドが効いていて安心していたのですが、容量を下げるとすぐに皮膚炎が悪化してしまうというのが繰り返されました。高容量のステロイド剤を長期に使うと糖尿病やその他のステロイド剤の副作用が懸念されるため、11月からシクロスポリンというステロイド剤ではない免疫抑制剤に変更して治療を継続しております。現在はかなり皮膚炎も良化し、シクロスポリンの投与量も最低限の量で治療が定まりようやく落ち着いたかなという所です。免疫介在性疾患ですので、残念ながら完治することは難しく、糖尿病とともに皮膚炎についてもこのまま免疫抑制剤を使って生涯管理していくという流れになりそうです。Special thanks!Amazonほしいものリストから、ペットシーツ、下部尿路パウチが届いております。終了後もご支援をいただきありがとうございます。「何も注文していないはず…」と箱を開けてびっくりしました。大切に使わせていただきます。 もっと見る
【経過報告】大学での生活
2022/08/11 16:55お久しぶりです。昨年末に大学へお渡ししたトラちゃんについて、みなさんにも経過報告させていただきます。大学の方が移動が猫ちゃんの負担になるといけないのでと近くまで車で引き取りに来てくれました。お外の景色を見ながら車内の方へ挨拶をして回り、到着までいい子で車に乗っていられたようです。大学では先生や生徒さんに可愛がられて、穏やかな毎日を送っているそうです。血糖値も落ち着いていて、インスリン変更、フードの調整、去勢手術などもトラの体調を見ながら進めてくれました。他の猫たちともすっかり慣れて、目のブルーの方の女の子猫さんと相性が良い様子で、よく2頭で一緒に遊んでいると教えてもらいました。血糖コントロールが良好なのと、去勢手術の影響もあってか、体重がまた増えてしまいまして。6.6kgまで増えてしまいました。よくおもちゃでも遊ぶようになってくれたのですが、もう少し運動量が必要かもしれません。夏に入ってから、両前肢に一部皮膚炎が認められており、大学附属医療センターの皮膚科を受診したところ、感染症ではなくアレルギーや免疫介在性疾患が疑われるとのことで、現在、食事療法およびステロイドによる投薬治療を行なっているそうです。ステロイド治療を行なっているため、一時期糖尿病コントロールの方にも少し影響がでましたが、血糖値を見ながらインスリン投与量を増量して対応してくれています。ステロイド治療により皮膚炎は良化しているそうなので、この後、ゆっくりとステロイドを切っていき、低アレルギー食の給与のみで管理になるそうです。ダイエットは大成功には至っていないものの、6キロ前後を維持できていて、少しぽっちゃりですが糖尿病の子としては非常に安心できる体格だと言われています。他の猫さんたちにもすっかり慣れて、学生たちに可愛がられながら日々楽しく過ごしている様子です。先生から送られてくる写真を見て、夫婦で「よかったね」と話しています。 もっと見る
【糖尿病】経過とご報告
2021/12/12 22:57お久しぶりの更新になってしまい申し訳ありません。糖尿病の保護猫トラちゃんはおかげさまで元気に過ごしております。体重が増えに増えて5.8kgと重くなってきました。11月9日血糖値検査とインスリン購入。血糖値は374と高め11月23日最近は比較的おとなしくしていたので油断していて、わたしの不注意でキッチンの上に置いてあった食べ残しを少し食べられてしまいました。翌朝、まったくドライフードを食べなくなってしまい、具合も悪そうだったので病院へ連れて行きました。血液検査の結果は特に問題なく、お腹に物が入っているから食べないか、お腹の調子がよくないから食べないのどちらかだと思いますと言われました。1日様子を見て、しっかり下痢便をし、翌朝はいつもの食欲が戻りました。その後キッチンの上に乗るようになってしまったので、食べ物を置かないように以前よりも注意しています。この日は血液検査のほかにインスリンも購入しています。どうしても先住猫との相性が悪くストレスがすごそうなので、改めて里親さん探しを始めました。病気があることを承知で可愛がってくれる方、かかる費用なども全て明記して掲載しています。そんな折に、一通のメールが届きました。とある大学の獣医学科の生徒さんからでした。大学で糖尿病の猫や犬を世話していて、そこでトラちゃんを預かるのはどうですか?という申し出でした。その後すぐに先生の方から正式に連絡をいただき、心配なので一度大学を夫婦で見学しに行くことにしました。研究室や動物の生活している空間などを見せていただき、病院が併設していて何かあっても安心、朝6時から夜11時まで誰かしら人がいるから寂しくないし、ケージに入れっぱなしではなく自由に歩き回れるからストレスもなさそうでとても良い環境でした。先生や生徒さんからお話も聞いて、最近糖尿病の猫ちゃんを1匹亡くしてみんなとても悲しんでいたところに、トラの記事を見つけてくれたそうです。とても人懐こくていつもくっついてくるくらい構ってほしい猫なんですと伝えると「構っていいならいくらでも構います。構いたい生徒ばっかりですから」と言っていただきとても安心しました。人見知りせず誰にでも撫でられるトラはこういう環境で問題なくやっていけそうだし、色んな生徒さんに可愛がってもらうのも幸せなのかもしれないと思いました。これも縁だし、トラにとってこんなに良い話はないかもしれない。夫婦でたくさん考えて、先生のところにトラをお願いすることにしました。12月末に引き渡しをします。今まで大変なことも楽しいこともたくさんあった分さみしくて、夫は引き渡しに同席したくない等言っています。残りの期間、たくさんうちで幸せだと思ってもらえるように過ごしたいと思います。今は朝晩ドライフード48、インスリン2単位で血糖値を落ち着かせているのですが、体重もだいぶ重くなってきたので今後のフードやインスリンの調整は大学の先生の方で診てもらえるそうです。12月11日のレシートは残りの期間のインスリンと注射器を購入した分です。Special thanks!ほしいものリストから、ペットシーツとドライフードが届きました。大変助かります。期間終了後もご支援いただき、ありがとうございます。 もっと見る
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