引き続き、ご本人はよく食べてよく寝て、遊んで元気には過ごしております。ただ、皮膚病について、食事や抗生剤での治療の反応性が悪いためアレルギーは否定的で、少し難しい免疫介在性疾患の疑いが強まってきております。確定診断には麻酔をかけて皮膚生検が必要なので、ちょっとそこまでは踏み切れていないのですが、皮膚科の先生からは多形紅斑などの免疫介在性皮膚炎だろうということで、免疫抑制剤にて治療を行なっております。本来治療にはステロイド剤がよく使用され、とらちゃんも最初のうちはよくステロイドが効いていて安心していたのですが、容量を下げるとすぐに皮膚炎が悪化してしまうというのが繰り返されました。高容量のステロイド剤を長期に使うと糖尿病やその他のステロイド剤の副作用が懸念されるため、11月からシクロスポリンというステロイド剤ではない免疫抑制剤に変更して治療を継続しております。現在はかなり皮膚炎も良化し、シクロスポリンの投与量も最低限の量で治療が定まりようやく落ち着いたかなという所です。免疫介在性疾患ですので、残念ながら完治することは難しく、糖尿病とともに皮膚炎についてもこのまま免疫抑制剤を使って生涯管理していくという流れになりそうです。Special thanks!Amazonほしいものリストから、ペットシーツ、下部尿路パウチが届いております。終了後もご支援をいただきありがとうございます。「何も注文していないはず…」と箱を開けてびっくりしました。大切に使わせていただきます。
お久しぶりです。昨年末に大学へお渡ししたトラちゃんについて、みなさんにも経過報告させていただきます。大学の方が移動が猫ちゃんの負担になるといけないのでと近くまで車で引き取りに来てくれました。お外の景色を見ながら車内の方へ挨拶をして回り、到着までいい子で車に乗っていられたようです。大学では先生や生徒さんに可愛がられて、穏やかな毎日を送っているそうです。血糖値も落ち着いていて、インスリン変更、フードの調整、去勢手術などもトラの体調を見ながら進めてくれました。他の猫たちともすっかり慣れて、目のブルーの方の女の子猫さんと相性が良い様子で、よく2頭で一緒に遊んでいると教えてもらいました。血糖コントロールが良好なのと、去勢手術の影響もあってか、体重がまた増えてしまいまして。6.6kgまで増えてしまいました。よくおもちゃでも遊ぶようになってくれたのですが、もう少し運動量が必要かもしれません。夏に入ってから、両前肢に一部皮膚炎が認められており、大学附属医療センターの皮膚科を受診したところ、感染症ではなくアレルギーや免疫介在性疾患が疑われるとのことで、現在、食事療法およびステロイドによる投薬治療を行なっているそうです。ステロイド治療を行なっているため、一時期糖尿病コントロールの方にも少し影響がでましたが、血糖値を見ながらインスリン投与量を増量して対応してくれています。ステロイド治療により皮膚炎は良化しているそうなので、この後、ゆっくりとステロイドを切っていき、低アレルギー食の給与のみで管理になるそうです。ダイエットは大成功には至っていないものの、6キロ前後を維持できていて、少しぽっちゃりですが糖尿病の子としては非常に安心できる体格だと言われています。他の猫さんたちにもすっかり慣れて、学生たちに可愛がられながら日々楽しく過ごしている様子です。先生から送られてくる写真を見て、夫婦で「よかったね」と話しています。
お久しぶりの更新になってしまい申し訳ありません。糖尿病の保護猫トラちゃんはおかげさまで元気に過ごしております。体重が増えに増えて5.8kgと重くなってきました。11月9日血糖値検査とインスリン購入。血糖値は374と高め11月23日最近は比較的おとなしくしていたので油断していて、わたしの不注意でキッチンの上に置いてあった食べ残しを少し食べられてしまいました。翌朝、まったくドライフードを食べなくなってしまい、具合も悪そうだったので病院へ連れて行きました。血液検査の結果は特に問題なく、お腹に物が入っているから食べないか、お腹の調子がよくないから食べないのどちらかだと思いますと言われました。1日様子を見て、しっかり下痢便をし、翌朝はいつもの食欲が戻りました。その後キッチンの上に乗るようになってしまったので、食べ物を置かないように以前よりも注意しています。この日は血液検査のほかにインスリンも購入しています。どうしても先住猫との相性が悪くストレスがすごそうなので、改めて里親さん探しを始めました。病気があることを承知で可愛がってくれる方、かかる費用なども全て明記して掲載しています。そんな折に、一通のメールが届きました。とある大学の獣医学科の生徒さんからでした。大学で糖尿病の猫や犬を世話していて、そこでトラちゃんを預かるのはどうですか?という申し出でした。その後すぐに先生の方から正式に連絡をいただき、心配なので一度大学を夫婦で見学しに行くことにしました。研究室や動物の生活している空間などを見せていただき、病院が併設していて何かあっても安心、朝6時から夜11時まで誰かしら人がいるから寂しくないし、ケージに入れっぱなしではなく自由に歩き回れるからストレスもなさそうでとても良い環境でした。先生や生徒さんからお話も聞いて、最近糖尿病の猫ちゃんを1匹亡くしてみんなとても悲しんでいたところに、トラの記事を見つけてくれたそうです。とても人懐こくていつもくっついてくるくらい構ってほしい猫なんですと伝えると「構っていいならいくらでも構います。構いたい生徒ばっかりですから」と言っていただきとても安心しました。人見知りせず誰にでも撫でられるトラはこういう環境で問題なくやっていけそうだし、色んな生徒さんに可愛がってもらうのも幸せなのかもしれないと思いました。これも縁だし、トラにとってこんなに良い話はないかもしれない。夫婦でたくさん考えて、先生のところにトラをお願いすることにしました。12月末に引き渡しをします。今まで大変なことも楽しいこともたくさんあった分さみしくて、夫は引き渡しに同席したくない等言っています。残りの期間、たくさんうちで幸せだと思ってもらえるように過ごしたいと思います。今は朝晩ドライフード48、インスリン2単位で血糖値を落ち着かせているのですが、体重もだいぶ重くなってきたので今後のフードやインスリンの調整は大学の先生の方で診てもらえるそうです。12月11日のレシートは残りの期間のインスリンと注射器を購入した分です。Special thanks!ほしいものリストから、ペットシーツとドライフードが届きました。大変助かります。期間終了後もご支援いただき、ありがとうございます。
お久しぶりです。虎ちゃんの経過は良好で、高血糖で脱水を起こしたり低血糖を起こしたりすることなく、毎日穏やか(?)に過ごしています。体重もついに4.7Kgに到達しました。どこまで増えていくの?と嬉しい驚きです。インスリンを2回、プロジンクの注射器(100本入)を1回購入しています。Amazonのほしいものリストから糖コントロールのドライフードが届いております。お礼が遅くなり申し訳ありません。毎日虎ちゃんがおいしく食べてくれています。いつもありがとうございます!毎日パパの取り合いです…
家で気持ちよさそうに寝る虎ちゃんです。身体が痒かったのか、耳の後ろを掻いてしまい出血は少しでしたが赤くただれてしまいました。糖尿病だと傷の治りが遅いので極力怪我をさせたくありません。また掻いてしまっては大変なので応急処置としてワセリンとガーゼ、包帯で患部を保護して翌日病院へ連れて行きました。2行目の注射代が血糖値検査、その他検査は傷の細胞を顕微鏡で確認、抗生剤と抗ヒスタミンのお薬が2週間分出ました。最後の注射代は持ち帰りのインスリン代です。ランタスの注射器で打っていたのですがいまいち効果がなく、病院で調合してもらったインスリンを購入し、プロジンクの注射器に入れて注射をしています。血糖値は99。治療を始めてから1番低い数値です。朝晩フード50g、インスリン4.5単位でやっと落ち着いてきました。それに伴い体重も増えました。今回の測定は3.9kg。先生にも「すごい速度で増えていますね!」と驚かれました。2.2Kgで瀕死、インスリンを投与すれば死んでしまうかもしれないと言われていた猫がそろそろ標準体重です。本当に嬉しいです。ありがとうございます。幸せに過ごしてほしいと思います。