教員養成大学は、州の基幹校となっていて、付属小学校・中学校・高等学校まで併設されています。いわゆる、お坊ちゃま、お嬢ちゃまの学校ですね。
ここの子どもたちが、休み時間になると一斉に外へ飛び出してきて、思い思いに遊びます。
女の子に圧倒的な人気を誇るゴム飛び。輪ゴムを数珠つなぎにして、ロープ代わりにしてまたぎます。
頭上でも足さえひっかければ、ゴムが下がってまたぎ越すことができるという遊びです。
男の子たちは、追いかけっこ、取っ組み合い、あるいは、ゴム草履飛ばして、当て合う遊びなどをやっています。小さな小銭をかけてやっている子もいました。(もちろん禁止です。)
ちょっとぽっちゃりしている子を見ると、たんまり食べている家庭の子なんだと感じますね。(笑)付属小ならではです。
何せ、カンボジアの地方の子たちは、栄養状態があまり良くない子どもが多いので、がりがりに痩せている子どもがほとんどです。
「あんた、こっちへ来なさい。」女の子に翻弄される男の子。
校内では、食べ物や飲み物を売っている売店が必ずあります。親は、毎日子供に2,000リエル(55円)ほど持たせます。
子どもたちは、好きなものを選んで飲み食いする習慣を身に付けます。
カンボジアの学校は、朝7:00に授業開始ですので、9時過ぎたころにはどの子もおなかがすくようです。
我々の理数科等の前のフロアは、掃除が行き届いていたので、子どもたちの遊び場所になっていました。
この場所、先生たちから見えない隠れ場所なので、子どもたちが好んで来ているようでした。
何度注意されても、懲りない子どもたち。
研究室によく遊びに来ていた子供たち。
この理数科棟は日本のODAで建てられたものでした。
支援教材もたくさんありました。
とても、懐かしいですね。
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