カンボジアの子供たちに特別な思いを持っていらっしゃる方がいます。
それは、こちら、小山畳店の小山秀晴さん。
さいたま市で畳店を経営されている3代目店主さんです。
初代
2代目
そして、3代目店主が小山さん。
実は、3代目小山畳店さんは、普通の畳店さんではありません。
それは・・・、中国産の安い輸入い草が主流の現在の畳業界の流れに真っ向から立ち向かう
国産畳専門店
だからなのです。
小山さんは、国産い草の最大の生産地である熊本県の八代地方を訪問して、農家さんたちの声を聞いて回りました。そして、い草の生産の様子を自ら取材し、その質の高さを実感しました。
実際に自分の目で見て、国産農家さんの作るい草は質が高く、お客さんにも自信をもってお勧めできるものだと確信した小山さんは、中国産畳表の取り扱いを一切やめ、2018年に国産畳のみを扱うお店に転換したのです。
こちら、金閣寺は、名前の通り国宝金閣寺の和室に使われているものです。
無一物。
聖和(しょうわ)。
はじめは、値段は高いものは売れないのではないかと心配されたそうです。
しかし、その心配は無用なものに・・・・。
なんと、ホームページからお客さんからの申し込みが殺到。
職人としての巧みな技術、お客さんへの優しい気配りあるのですが、
「本当に良いものを自信をもってお勧めしたい」
この強い願いこそが消費者の心を動かしたのです。
勢いは、それだけにとどまらず、2021年3月に政府が推進する第5次モノづくり補助金に採択され、6月には埼玉県の経営革新計画推進店舗にも認定を受けています。
国産天然畳の普及を促進する経営方針を国が認めて、支持したのです。
このコロナ不景気が消費が低迷する中にあっても、個人事業主として新事業を拡大展開していらっしゃいます。
すごいですね。
さて、こちらの小山さん。
かつて東南アジアを回られた経験をお持ちです。
そこで目にしたものは・・・。
物売りの少年たちや貧しい暮らしが垣間見える子どもたちでした。
小山さん自身もよく話されますが、ご自身も決して豊かな家庭に育ったわけではなく、心が子どもたちの姿とシンクロするのだそうです。
それが、カンボジア支援を現在も続ける原動力となっています。
2019年5月には、小山さんのご支援でスバイリエン州のソンカエー小学校、チュロンポペル小学校、ポムクロッチ小学校、タロペェンヴェン小学校の4校に図書を寄贈をさせていただきました。
下のビデオがその時の支援訪問の様子です。
現在も、チアフルスマイルの活動をマンスリーサポートで支えて頂いております。
今回、トイレ建設のプロジェクトにもご協力いただきました。いただいたメッセージはこちら。
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カンボジアの子供たちの笑顔のために、小山畳店はこの素晴らしいプロジェクトを応援します。
また、次回カンボジアに訪問する機会があれば是非校舎に伺って実際に見学や子供たちとお話しさせていただければと思っています。プロジェクトの成功を心より願っています。
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困っている人にすすんで手を差し伸べる・そして何らかのアクションを起こす
いつかは再びカンボジアの地を踏んで、子どもたちと触れ合いたいという夢をお持ちです。
そんな、小山さんの姿勢を見ていて、いつも私は感じています。
人が幸せになることにお金を惜しまない、だからビジネスも成功する。
出した以上にお金が入る仕組み、実はこれは心の法則でもあります。
与えるものが受け取るもの
そう・・・、すべては循環するものだから・・・。
4代目に受け継がれる日もそう遠くはなさそうです。
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国際協力NGO チアフルスマイル
代表 松田 辰弘
Tel 050-3442-4663(Japan)
Tel 092-681-788(Cambodia)
HP https://cheerfulsmile.org
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