2021/10/24 19:13

浮かれ河童より後発ですが、この「田舎揚げのり餅」は義弟が創作したもので、もう30年以上ものロングラン商品です。真似し真似されの米菓業界でも今だに類似品の出ていない鍵林の自慢商品でもあります(^^)/

当初は国産のもち米を搗いて四万十川産の青のり粉をふんだんにいれて、ザクっとした食感に仕上げた鍵林独特の揚げ餅で、発売から10年くらいは一番売れ筋の商品でした(^^♪

でも大量に売れるとどこでどのように売っているか分からなかったり、酸化しやすいこめ油を使っているため、温度管理が難しかったりで、クレームも時々発生して、ご迷惑をかけたりしました。そんな時の対応係はいつも私(;^_^

クレームの電話がかかってくるとどんなに遠くでも出かけていきます。一番遠かったのは日立の方のスーパーさんとか。もちろん個人のお宅にも伺います。どんなに怒られるのか平身低頭でお詫びする決心で出かけます。

でもどんなところでも、何方でも、ちゃんと伺ってお話を聞き、真摯にお詫びすれば、最後には「お宅の煎餅は美味しいんだから頑張ってね!」の一言を頂いて帰れますね(^^♪

そして処理が成功したら、帰り道には自分にご褒美。それは、甘いソフトクリームや果物やかき氷、ゼリーまで入ったパフェのような「ハロハロ」。

「ハロハロ」を食べるためならどんなことでも我慢できたから、馬の目の前にニンジンをぶら下げたようなものですね(^^)/

今は「ハロハロ」も小さくなってしまいましたが売り出し当時はフルーツパフェくらいの大きさがあったから、見知らぬ街なら車を停めて食べていても平気。フフフ。 

社長になったばかりには松戸の方から来たという「それなりの」お客さんが空の袋をぶら下げて、「おめえんちで作った煎餅食って親分が腹をこわした、どうしてくれる!」なんていうのもありましたねえ・・もちろん真摯にお詫びしてこちらの事情も話して、「お車代」程度で話を収めて、佐貫まで送っていったら、「姉さんもなんか困ったことがあったら俺に電話しな!」と仰ってくださり、電話番号まで教えてくれたりしましたねえ(;^_^

どんなクレームでもこちらが真摯にお詫びすれば、逆に得るものが多く、ハロハロ付きならもっと楽しいかも(^^♪昔だからそんなことが可能だったのですかね・・

今はそんなに売れないからクレーム処理も全くと言ってよいほどありません。ちょっと昔が懐かしいかも(*‘∀‘)

クラウドファンディングの公開ももうあと一日を残すところとなりました_(._.)_まだまだ書きたいことがあるので、なるべく早く再開しますね(^^)/

今日も引きつづきご支援を頂きました。いよいよ明後日からはリターンの発送も始まります。頑張って急いで発送しますね(^^)/本当にありがとうございました<m(__)m>