2021/11/18 19:04

私の母は歯科医の娘で、当時帝国銀行に勤めていた父とお見合い結婚しました。つまりちょっとしたお嬢様だったのです。母は静かな優しい人で(実際私が母に叱られたことは一度もありません、ま、早世した弟が似ていたのかな・・)大きな声も聞いたことがないくらい。

私とは相当違いますねえ(;'∀')私も小さい頃はおとなしかったと証言してくれる人は一人くらいはいるかな?小学校の通信簿には毎年消極的と書いてありますがね。(もしかしたら妙にませていたので、周囲の子供を馬鹿にしていたのかも(;^_^)

鍵林が切り餅作りの最盛期にあったころ、配達が間に合わなくて私もよく配達に行きました。知らないところに行けるし、景色も空気もいいし、配達が嫌だと思ったことは一度もありません。佐原方面のお得意さんに行くと、帰り道の土手沿いから真っ赤な夕焼け空に富士山が見えたりしてとても綺麗(^^♪

その景色を母に見せたくて、一緒に行かないかと誘いました。母と娘のドライブですから楽しいはず・・でも、配達先の問屋さんで私が一人で、10kg箱入りの切り餅30ケースを車から降ろし台車で運んでいるところを見た母がおいおい泣き出してしまって(-_-;)

私は別に楽しく配達していたし、力もあったから、母の涙には唖然としました(@_@)「こんなことをさせるために大学まで出したんじゃない!お前がこんなことまでしているなんて・・ぽろぽろ」母の気持ちは分からなくもないけど、私が不幸でないこと、なぜ解ってくれないかなあ・・

私は自分で言うのもなんだけど、母思いの親孝行を自負していたのに、配達に連れて行ったのは大失敗(;^_^記憶に残る唯一の親不孝だったようです(^^)/

今も母が生きていて、クラウドファンディングにこんなにもたくさんの人が応援してくださっていることを知らせられたら・・きっと大喜びしてくれたでしょうねえ・・残念。親孝行は生きてるうちと言いますが、ほんとですよ(^O^)/我が娘たちよ、これを読んで反省しなさいよ!

って、あれ?話がそれたかな?真っ白な大輪の菊を見ていたら、母のそんな逸話を思い出しました(^^♪

今日も熱い応援をありがとうございました<m(__)m>また、明日ね♡