
ご無沙汰しております。皆様、その後お変わりなくお過ごしでしょうか。
昨年8月4日、大阪・関西万博におけるブルキナファソ・ナショナルデーにて、ブルキナファソ側自主催事として公演した、私どものオペラ「Là-bas ou ici...」は、多くの方々から「万博で最も心に残った催事の一つ」とのお言葉を頂戴し、ブルキナファソ政府からも高い評価と感謝の意を表明いただいております。
そして、ブルキナファソ政府からの強い勧めもあり、「ブルキナファソ・日本文化交流協会」(ADEC-/BF-J)を設立し、政府との連携のもと事業を進める体制が整いました。
その第一歩として、ワガドゥグ市との提携により、市内公立小学校への伝統音楽派遣授業プロジェクトを今月より開始いたします。写真はそのプロジェクトのロゴです。
ワガドゥグの人口は年々増加しており、市内には公立・私立を合わせて500校を優に超える小学校が存在しております。まずはパイロットフェーズとして一部の学校からの開始となりますが、将来的には市内全域への展開を目指しております。
2022年から始まった現政権の「真の意味での主権回復」「自らの伝統に誇りを持つ」という信念と政策に呼応したいと考え、また、Griot の現状を鑑み、私は「学校の中に伝統音楽を持ち込む」という構想を提案しました。
子どもたちが学校へ通うのなら、グリオたちも学校へ行けば良い。音楽家たちが教室を訪れ、子どもたちに直接、歌や楽器を伝えていく。その仕組みを作れないか、と考えたのです。
ありがたいことに、この大胆な提案は現地のグリオたち、そしてワガドゥグ市当局から強い賛同を得ることができました。今週から、市内公立小学校での派遣授業が始まろうとしています。
ブルキナファソの人々の期待に応えられるよう、行政、教育現場、地域コミュニティと丁寧に連携を重ねながら、一歩一歩着実にプロジェクトを育てて参りたいと考えております。
4年前にオペラのボボ・ディウラッソでの公演の実現にお力を貸してくださった皆様が、今後の活動につきましても、関心を持って見守ってくださればこんなに嬉しいことはありません。合同会社FTミュージックオフィスのwebsite が出来ましたので、御覧いただければ幸いです。合同会社FTミュージックオフィス
私は当面ワガドゥグに滞在し、本派遣授業プロジェクトに専念する予定でおります。皆様もくれぐれもお身体を大切になさって、ご活躍ください。
藤家溪子
(合同会社FTミュージックオフィス共同代表 / ADEC-BF-J会長)




