こんにちわ*
こちらでは前記事の続き、新居地になってからのオムライスとメロンパンのようについてお話ししたいと思います。
私はというとアルバイトでコツコツと資金を増やし少しづつアトリエの拡大を目指し引っ越しの荷造りから運び出しなどを進めバタバタとしていたのですが、もともと掃除機の音や配達員の方が来るだけでも大騒ぎな、とってもとっても怖がりなオムライス。
普段は噛み癖もひどく暴れ馬な超絶内弁慶なオムライスなのですが中身はとても繊細なため正直引っ越しの移動も不安の一つではありました。
そんな予想が見事に的中してしまい、荷物の運び出しを始めた頃からオムライスは自分のお気に入りの寝床から出てこないことが増えていってしまいました。
※食いしん坊なので餌とお水はしっかり食べていました。
とはいえあんなにやんちゃなオムライスがずっと静かにこもっているのはとても心配。
運び出しが終わってしまえば広くなったお家で駆け回ってくれるかな?と安易に考えてしまいそのまま新しい新居へと移りました。
ですが、オムライスからしてみるとずっと狭い1ルームの空間で育ち、そこで2年を過ごしたためオムライスの知っている外の世界はベランダから見える景色と毎日ご挨拶にくるカラスと雀たちが囀りを繰り返している様子だけ。
急に知らないところに連れてこられ、広くなってしまった空間にオムライスは恐怖しかなかったようで、元のベットももちろん持ってきていて、場所を変えたりと工夫をしてみたのですがお気に入りのベットにも寝てくれず、結局クローゼットを力ずくでこじ開けてクローゼットから出てきてくれなくなってしまいました。
私が近づくだけでもシャーーー!という威嚇の嵐。
3日ほど様子をみてクローゼットにお水と餌は準備していたのですがみるみると元気がなくなって行ってしまい、鼻と手に瘡蓋のようなただれが起き始めてしまいました。
不安になり、今のオムライスを病院に連れていくこともオムライスにとってはストレスなんだろうと感じましたが命には変えられないので無理にオムライスを近くの動物病院へ連れていきました。
獣医の先生に診察を受けたところ、感染ウイルス性、慢性のいずれかの原因を調べる必要があるとのことで検査の結果を待つ間、抗生剤と軟膏を頂いて帰宅しました。
1週間後、検査の結果と再診のため病院を訪れ、診察を受けたところ、オムライスの皮膚からは感染ウイルスは見つからず、ストレスによる免疫力の低下から起こる慢性化した症状ではないかとのことでした。
もともとの体質でストレスを感じやすく、そのストレスにより免疫機能が大きく低下してしまう病気のようでこの症状に完治はなくストレスで免疫が低下してしまうたびに治療が必要になるそうです。
免疫疾患の一種。
幸い命に別状はなく、一生付き合わないといけない体質ではありますがお薬も喜んで飲んでくれるのでようやく一安心。
最初の頃は病院に行くのがわかると察知がとてつもなく早く、暴れ散らかしていましたが今では観念して大人しく病院へ向かいます*
症状も、薬の投与は続けていますが落ち着いてきて今ではすっかり元のオムライスくん。
2キロ痩せましたが体格はもっと大きくなりました(笑)
獣医さんも「オムライスくん、大きいですね〜。今で2歳ならまだ大きくなりますね(^ ^)」と言われ。笑
お母さん猫も野生の外猫さんでしたがすごく小柄だったのできっとお父さん猫が大きかったのでは?とのこと。お父さん猫は私も誰も知らないのですが太っていないのに体格の大きなオムライスを見る限り血筋だけは野生のハイブリットを秘めているんだろうなと思いました(笑)
内面は小鳥のように繊細ですが、、、笑
一方でメロンパン。
広くなったお家、大きくなったキャットタワー、ベランダに窓も増え、毎日の探索に大忙し!
お家広ーい!わーい!
ベランダ広ーい!わーい!
キャットタワーおおきーい!わーい!
とでもいっているかのようにオムライスとは正反対に新居を謳歌するメロンパン(笑)
怯え切っているオムライスにも「そんなんじゃ生きていけないよ?」とでもいいたげでした(笑)
あんまりにも対照的な2ひきなので、ある意味それがいい意味で刺激になったのか今ではオムライスもベランダを覗いてみたりメロンパンのお尻にくっついて、私の目の届く範囲まではお散歩を楽しむようになりました*(物音が鳴るとシュッと帰ってこれる距離w)
キャットタワーも、相変わらずの巨体で壊しそうですが楽しそうに使ってくれています*
余談ですがメロンパンはすごく豪快にバリバリバリっと何かを発散するかのように爪を研ぐのにオムライスはこしょこしょこしょ、、、と小さく爪を研ぎます(笑)
そんな大きな手で猛獣のような立派な爪しててそんなので爪、研げてる、、、?笑 と思うほど(笑)
メロンパンは女の子、オムライスが男の子なのですが我が家の猫様たちは中身が逆転してしまっているようです。
現在はDIYしている私の傍で2匹が不思議そうに監視員をしてくれるのですが監視の距離が近すぎてなかなか進みません(笑)
でもそれがたまらなく愛おしいんですなぁ、、、*
長くなってしまいましたが次回の記事で今後の保護猫活動の方針について、感じる出来事があったのでお話しできればと思います。
クラウドファンディングでの活動記録は次回の記事で最後になるかと思いますが最後までお付き合いいただけると嬉しいです*
ねこのアトリエプロジェクトオーナー/大月