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<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

現在の支援総額

3,338,000

133%

目標金額は2,500,000円

支援者数

275

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

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<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい

現在の支援総額

3,338,000

133%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数275

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

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『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』の編集委員8名のメッセージを順に掲載します。

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「公害」、そう聞いて皆さんはどのようなイメージを抱くでしょうか。

コンビナートの工場群がしきりに吐き出す煙でしょうか。川や海に注ぎこまれる汚染水でしょうか。あるいは、人間にも多大な被害が生じたことを知っている人もいるかもしれません。


しかし、それらのイメージは、ともすれば「モノクロ」のものとして想起されるのではないかと思います。その背景にあるのは、日本社会に根強く存在する「公害は高度経済成長期に生じた」という集合的な記憶です。だから、今を生きる若者世代にとって公害は「過去」のことであり、自分自身を公害の「非当事者」と自己規定しがちなのではないかと思います。


 誰よりもかつての私自身がそうでした。しかし、本書はそうしたイメージにあらがい、明確に公害を「現在」のものとして語り直す試みです。本書を読み進めながら、「本当に公害は過去のことなのか?本当に私は公害の非当事者なのか?」と自分自身に問いかけてみてください。そうすることで、私たちが生きる現代社会をその当事者としてより解像度を高めて眺めてみることができるでしょう。

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