Check our Terms and Privacy Policy.

<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

現在の支援総額

3,338,000

133%

目標金額は2,500,000円

支援者数

275

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい

現在の支援総額

3,338,000

133%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数275

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

プロジェクトを開始し、たいへん多くの方にご支援とともに、励ましのことばや、応援メッセージを頂戴しており、一同、大変うれしく思っています。感謝申し上げます。


今回、新たに、鬼頭秀一さんから応援メッセージを頂戴しましたのでご紹介します。
ホームの本文にも掲載させていただいています。


●鬼頭秀一さん 応援メッセージ ●

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 これからの未来の社会を構想する基盤とは、一般的に理解されている「環境」ではなく、今回の企画の中心のコンセプトである「公害」だと思います。

  私が専門としている環境倫理の基本も「環境正義」にあり、それは「公害」の問題をも含めて統合的に理解することで初めて達成されるものと思います。現在、多くのところでその本質を踏み外して議論されているSDGsを、歴史的、思想的に、適切に捉えなければならない本質もそこにあります。SDGsで求められている統合的アプローチの本来の趣旨は、これから構想しなければならない持続可能な社会のコンセプトは、「公害」が問うている問題も含めて統合的に捉えなければならないことだからです。

  そのため、このことをより一般的に共有し、伝えていくことを考えたとき、今回の企画は時宜を得たものであり、素晴らしいものと思います。この企画が、全国各地で大きなうねりとして展開されてきている公害資料館のネットワークの動きと連携していることは、社会的に大きな意味があると思います。執筆者の陣容を拝見しても、そのような趣旨が大きく反映されており、これまでの公害研究の枠組みを大きく超えて、未来に向けての拡がりを大きく感じ、大変意欲的なものと思います。

  このクラウドファンディングが、今回の目標を達成してより安価に多くの人々に提供できることは大変意味深いことであり、この本の企画のみならず、クラウドファンディングで運動を展開していることの意義を深く感じます。多くの方がこの運動に参画されることを期待し、そのような深い意味で、応援しています。

(左)鬼頭秀一さん (右)永野三智さん
永野さんの御著書「みな、やっとの思いで坂をのぼる」(2018)と同じ出版社(ころから)で今回刊行予定です。


シェアしてプロジェクトをもっと応援!