こんにちは。
8月13日にスタートした本プロジェクトは、寄付額が7万円を突破しました!
皆さまからのご支援、誠にありがとうございます。
プロジェクト終了まで残り50日を切りましたが、まだまだ多くの皆さまからのご支援が必要となります。是非、埼玉西武ライオンズ選手の皆さんとともにドナルド・マクドナルド・ハウスを応援いただけますようお願い致します。
今日は、さいたまハウスを利用されたご家族より、メッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
武輝(たける)くんは、肝疾患による胆汁うっ滞で25日間、さいたまハウスを利用されました。
同じ建物の中に居られる安心感
武輝は、噴水状の嘔吐があり、軽度の痙攣があった為他の病院で受診したところ、脳内出血を起こしており、PICUのある病院にドクターヘリで搬送され緊急手術を行いました。疾病の原因がつかめず、肝移植の可能性もあるということで、小児医療センターへ転院しました。
病気の原因がわからない、初めての土地で病院の様子もわからないと不安な気持ちが大きかったです。小児医療センターでは、大きな手術などはなく、服薬とミルクを特殊ミルクに変更して経過観察を行いました。血液検査の度に数値が良くなっていきました。常に不安は隣り合わせでしたが、少しずつ良くなっていることに、難治性の病気とはいえ現状を受け入れ、前向きになれました。
自宅から病院までは2時間程かかるのですが、ハウスは院内にあるので入院期間中にハウスを利用することができて、心身共に負担が軽減されました。すぐに面会に行けて、緊急時にも駆けつけられるという安心感がありました。長期間の滞在だったので、とても良心的な宿泊費には本当に助かりました。
ボランティアさんのさりげない優しさ
ハウス内での「いってらっしゃい」「おかえりなさい」の挨拶にはいつも心が和みました。病院から「ハウスなら外泊OK!」と許可を頂き連れてきた時には、その日にいたボランティアさん全員が温かく迎え入れてくれて嬉しかったです。
「よく頑張ったね」と子どもだけでなく、「ママもよく頑張ったわね!」と声をかけてもらい涙が溢れました。普段は程よい距離感で見守ってくれて、時には話を聞いてくれて、さりげなく心のケアもしてくれたボランティアの皆様には感謝しています。
原 章郎さん・祐子さん さいたまハウス利用ご家族
現在、武輝くんは時々通院していますが、2歳半になり、元気にお家で過ごしているそうです。
ドナルド・マクドナルド・ハウス さいたまは、さいたま小児医療センター院内にあり、お一人1日1,000円で利用する事ができるため、少しでも多くの時間を入院中のお子さんと過ごすことができ、付き添いご家族の精神的・肉体的そして金銭的な負担を減らすことが出来ます。
お子さんの通院は続いていますが、これからもさいたまハウスは温かくご家族を見守っていきます。
ぜひ皆さまも、選手の皆さんと一緒にこのようなご家族を支えるサポーターになってください!