すっかりご無沙汰しております、サクラソウかるたプロジェクト。
ちょうど1年前の今頃、サクラソウかるたプロジェクトが発足し、秋にはクラウドファウンディング達成、年内にかるたを市内各所に寄贈と、ここまで順調にプロジェクトを進めてくることができました。
一旦プロジェクトもひと段落したところで、新型コロナの感染再拡大により活動も足踏みしておりましたが、ようやくまん延防止措置も解除されたので、今後どのようにサクラソウかるたプロジェクトを継続していくか思案していたところ、、、ちょうど出先でこんな貼り紙を見つけました。
季節は春を迎え、ちょうどサクラソウが見頃です。
昔は戸田市内のあちこちに自生していたといわれるサクラソウですが、今ではごく一部の限られた場所でしか鑑賞できないといわれています。
会場となっている彩湖・道満グリーンパークは戸田市が誇る市内最大級の市営公園で、野球場やサッカーグラウンド、BBQ広場やドッグランなど、市内はもちろん市外からもたくさんの利用者が訪れます。その広大なパークの一画に戸田ケ原というサクラソウが自生している湿地帯があるので、これはまたとない機会と思い、子供たちを連れてさくらそう祭りに参加してきました。
当日は晴れて気温も高く、絶好のレジャー日和でパーク内はとてもにぎわっていました。
パーク到着後、さくらそう祭りの会場に向かう途中にスタンプラリーの台紙が用意されており、スタンプを押しながら進んでいくと受付がゴールになっていました。
(※今回当事者である中学生の息子は都合により参加できず、下娘とそのお友達と参加しました)
お次は、ぬりえと切り絵コーナーへ。
子供たちが集中してぬりえをしている間、イベント事務局の方を訪ねてみたところ、ちょうどかるた寄贈先のご担当者の方が来られていました。
既にサクラソウかるたプロジェクトについてご理解いただいており、来年度のさくらそう祭りではサクラソウかるたとなにか協同していただけないかとお伝えしたところ、ご快諾いただけました。
ちょうどジャンボかるたコーナーがあったので、もしかしたら来年はこのジャンボかるたが我々のサクラソウかるたになっているかもしれません・・・!夢が膨らみます。
事務局の方によると、さくらそう祭り以外にも毎年2月頃サクラソウの植え付けボランティアを募集しているということだったので、今後はサクラソウかるたの枠を超えて、サクラソウの保護活動などもしていけたら、と思いました。
その後、サクラソウが自生している湿地帯をぐるりと巡りながら、 サクラソウの生態や戸田ケ原にちなんだ問題が出題されるクイズラリーに参加。
スタンプラリー、 ぬりえ、切り絵、キーホルダー作り、ジャンボかるたとひととおり楽しみ、クイズラリーでは景品としてサクラソウの苗を一鉢もらえました!すごい!!
今回急きょ思い立って参加したさくらそう祭りでしたが、今後のサクラソウかるたプロジェクトの展望も見えてきて、たくさんの収穫がありました。
戸田市の花であるサクラソウを、かるた遊びを通してたくさんの人に知ってもらいたい、という子供たちの思いで始まったサクラソウかるたプロジェクト。
そのサクラソウを絶やさないよう、実際に守り育てていく活動をしている方々や団体がいることを知り、その活動の一端に携わっていけたら、、という新たな思いが沸き上がってきました。
子供たちにいろんな気付きや経験を与えてもらっているこのサクラソウかるたプロジェクト。
市民のため、地域のため、自然のため。
これからも様々な活動を通して、子供たちの心を育みながらプロジェクトを進めてまいります。