今回の企画の責任者でデッキの設計、製作、調達等ほぼ全てを行う予定の サークル「かぷち屋」のしあと申します。 ツイッター⇒https://twitter.com/shiasakura 普段はたまこの原作等を行っています。 計画を立てるのに当たって「ウッドデッキ DIY」と打つと出てくるような たくさんの人のブログや製材屋さん工務店のサイトを参考にさせていただきました。 先立ちまして先人たちの知恵と行動力に感謝致します。 さて、ウッドデッキ製作の流れですが、ざっと箇条書きにしてみました。 1、測量 2、デザインと図面化 3、材料選定・購入 4、木材のカットと塗装 5、設置場所の整地と基礎づくり 6、束柱(つかばしら)の設置 7、根太、根がらみの取り付け 8、床板の取り付け 9、屋根の取り付け 10、囲い板の取り付け 以上になります。 これで「うんうん、そうね。その流れなのね」と納得した方はこれ以降の記事は不要だと思いますが恐らく大多数の方にはイメージが伝わらないと思いますのでそれぞれについて解説していきます。 1、測量 実際に設置場所に立って、どのような形のデッキを置きたいかを想像してみます。 想像できたらその場所のサイズを確認するためにメジャーで測ります。 その結果、縦3.6m・横3.37mの範囲にデッキを置けるスペースが作れるだろうという結論に達しました。 建物に隣接して設置するため厳密には真四角ではなく、少し切込みの入った四角形となってしまったので寸法を細かく測定する必要があります。 2、デザインと図面化 デッキを置きたいと思った場所にどのようなデッキを置くかを考えるのがデザインの時間です。 ここではもっぱら欲しい機能を羅列していってそれに見合った設計に落としこみます。 「隣接する家の床面とデッキの床面の高さを揃えたい」 「屋根はパーゴラ屋根(木を組んだだけのシンプルな屋根で、幌を付けたりいろいろ選べる)がいいな」 「床面が高いので地面との間に1段ステップを付けたい」 「通りに面しているので軽く目隠しをしたい」 「施工を楽にするために基礎と根太の数を減らして床材の厚みを上げる方向で考えたい」 このように自分や周りの人と話し合って仕様を落とし込んで図面化していきます。 3、材料選定・購入 ここから少し急ぎ足で説明しますね。 木材には耐久性だったり値段だったり重さだったり様々なので検討して購入します。 4、木材のカットと塗装 購入した木材を図面通りにカットして防腐剤を塗って耐久性を上げます。 5、設置場所の整地と基礎づくり 設置場所に生えている雑草や不要な岩をどかしてから束柱が立つための基礎を作ります。 家の基礎づくりに似ていますね。 6、束柱(つかばしら)の設置 束柱は簡単に言うと縦に設置する太い柱の事を言います。 それぞれの束柱がデッキやその上の物の全体重を分散して支えます。 7、根太、根がらみの取り付け 根太とは床板を固定するために重要な柱で束柱と垂直に交わらせます 根がらみとは根太と束柱に垂直に交わらせた柱です。 束柱、根太、根がらみの3種類が揃うことで縦横高さの基本構造が作られます。 8、床板の取り付け その名の通り床板です。 表面に来るので綺麗に張り付けたいところです。 9、屋根の取り付け パーゴラ屋根と言われる屋根を作っていきます。 格子状に組み上げるのですがなかなかの高所作業となるので木が抜けません。 10、囲い板の取り付け 壁や手すりに相当します。 軽く目隠しが出来ればいいなと考えています。 以上の項目に従って組み上げていきますが、工程上前後することもあります。 現在は1と2の工程は終わっていて3,4を飛ばして5を進めている段階です。 終わった工程に関しては支援者限定で記事にする予定ですし ツイッターの方では主に土日に実況する予定です。 応援よろしくお願いします 追伸: この記事を書いている間にもたくさんのご支援を頂きまして誠にありがとうございます。