タカシです!
11月4日(土)は太宰治の故郷、五所川原市金木町での上演でした!
会場は太宰治ゆかりの傍島家旧家 かなぎ元気村「かだるべえ」
太宰治の親戚である傍島家の住宅だった古民家です。
かだるべえ内には金木町の食材を使った古民家カフェ「鄙屋」があり、囲炉裏を囲みながら、お茶やそばを食べることができます。
僕は金木町特産の馬肉を使ったカレーをいただきました!
身体を酷使する舞台なので、馬肉はとても身体に嬉しいメニューでした!
「かだるべえ」は3月に人間失格を上演した「津軽三味線会館」や太宰治の生家「斜陽館」と同じ、NPO法人かなぎ元気倶楽部が運営するしまい施設で、「斜陽館」の伊藤館長には、今回の「走れタカシ」のチラシに推薦文も書いていただきました。「かだるべえ」のイベントご案内チラシでも、「走れタカシ」を取り上げていただき、古民家カフェにも僕らを歓迎するご案内も張り出していただいておりました!
このように金木のみなさまに全面協力のような形で迎えられ、今回の上演をとても楽しみにされていたようで、嬉しい限りです。
この金木町で、太宰治の作品を演劇にして上演するということは今までなかったらしく、とても貴重なことをさせて頂いているのだなと実感致しました。
上演は古民家内の居間に舞台を組ませていただき、畳敷きで、とてもお客様と近い距離感でやらせていただきました。
ゲストパフォーマンは昼公演が青森市在住のダンサー、川村智子さんによる陽気で愉快なサザエさんダンスを披露していただき、夜公演も青森のローカルタレント、ささきまことさんによる、「工藤亀吉じいさんのスピーチ」を披露していただきました。
どちらも個性の強いキャラクターで、ミサイルの舞台とマッチし、会場を沸かせてくれました。
青森で素敵なパフォーマーとつながることができ、このツアーの魅力を更に感じました。
お客様も、かなぎの人たちに加え、西和賀の栗谷さんや、八戸を見に来てくれた渡辺源四郎商店の若手女優たちが、リピーターに見に来てくださり、金木の町を観光して行かれました。
このように、僕たちの作品がきっかけで、この土地に足を運ぶことができるということも素敵な事だなと感じます。
上演終了後は、斜陽館、伊藤館長が宴の準備をしてくださり、かだるべえの厨房で作っていただいた郷土料理などを振舞っていだきました!
今後も、金木町で太宰作品を上演してほしい。と、今後の展望についても語り合い、大盛り上がりの宴となりました!
今回の作品も大変気に入ってくださり、タカシTを着てポーズも決めてくださいました(笑)
旅もようやく折り返し、太宰の故郷の人々に背中を押され、最後まで走り抜けていきたいと思います!