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高専生による地域の防災へのチャレンジをコンテストを通じて実現したい!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

高専生のチャレンジにご支援を! 「高専防災コンテスト」も第4回を迎えました。毎回、地域防災に資する斬新なアイデアが生み出されております。今回は、より多くの皆様に本コンテストを知っていただき、応援していただくためにクラウドファンディングを立ち上げました。高専生のチャレンジにご支援宜しくお願い致します。

現在の支援総額

630,000

63%

目標金額は1,000,000円

支援者数

27

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/20に募集を開始し、 27人の支援により 630,000円の資金を集め、 2021/11/30に募集を終了しました

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高専生による地域の防災へのチャレンジをコンテストを通じて実現したい!

現在の支援総額

630,000

63%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数27

このプロジェクトは、2021/10/20に募集を開始し、 27人の支援により 630,000円の資金を集め、 2021/11/30に募集を終了しました

高専生のチャレンジにご支援を! 「高専防災コンテスト」も第4回を迎えました。毎回、地域防災に資する斬新なアイデアが生み出されております。今回は、より多くの皆様に本コンテストを知っていただき、応援していただくためにクラウドファンディングを立ち上げました。高専生のチャレンジにご支援宜しくお願い致します。

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※「2ndステージ出場チームアイデア紹介・活動状況報告」を掲載しました。(11月15日)


はじめに

 本ページをご覧いただき、ありがとうございます。

 高専生の自由かつ独創的な発想と行動力を、地域の防災力向上につなげたい。

 そんな思いで立ち上げた「高専防災コンテスト」も本年度で4回目を迎えました。

 普段生活している場所の防災には何が足りないのか?自分には何が出来るのか?

 本コンテストを通じて、これからの防災を担う若い世代を育て、地域の防災力向上につなげたいと考えています。そのために、防災科学技術研究所の研究者や防災の専門家が高専生の活動をサポートするメンターとなり、適宜アドバイスします。

 また、高専生が、自分たちが住む地域の行政や住民の方、企業と直接対話することで、高専で培ってきた知識と技術と発想で出来ることを自ら見つけ、形にしていく大変さと達成感を十分に体験できるような仕組みを実現しています。

 毎年、全国の高専生から創意工夫を凝らした多くのアイデアが提案され、防災のプロでも驚くような取り組みが生み出されてきました。

 これまで本コンテストでは、参加チームの活動経費をサポートするために、防災関連企業の皆様を中心にご寄付をお願いして参りました。本年度は、コンテストについてより多くの皆様に知っていただき、高専生の活動をさらに活発化させるためのご支援をお願いしたいと考え、クラウドファンディングを立ち上げました。
 皆様のご支援をダイレクトに高専生の活動に使わせていただき、高専生の地域防災に対するアイデアの実現を後押しし、地域防災力の向上につながる取り組みとなるよう、努めて参りたいと存じます。

 なお、このクラウドファンディングでいただいたご寄付は、コンテストに参加するチームが自分たちのアイデアを検証するための活動経費(材料・部品・旅費・印刷費)を支援するために使用します。
 少しでも多く皆様のご厚意を参加チームへ届けるため、特別な返礼品をご用意しておりませんが、その点ご了承いただいた上でご支援賜りますようお願い申し上げます。

 これから社会に飛び立つ高専生の活動を直接ご支援していただけるようにお願い申し上げます。

高専防災コンテストの概要

 高専防災コンテストは、高専生がこれまで培ってきた技術や知見を地域の防災力向上に役立てる可能性にチャレンジする取り組みです。

 1stステージでは、高専生のアイデアを募集します。

 応募提案の中から選ばれた最大10チームは、選考を経て2ndステージに進みます。

 2ndステージでは、防災科学技術研究所の研究者等の防災の専門家がメンターとして各チームをサポートし、参加チームはメンターの助言を得ながら、自分たちのアイデアを実際に地域で実現することが可能か、そのための課題は何かについて検証を行います。

 高専防災コンテストの特徴のひとつは、2ndステージに地域の人たちとコミュニケーションを取るプロセスを取り入れていることです。
 地域住民や行政、企業など、自分たちとは異なる視点の意見やニーズを直接聞き、活動に取り入れることで、アイデア実現に向けた具体的な課題について気付きを得られるようになっています。

 このクラウドファンディングでは、高専生が自分たちのアイデアを実現するために行う2ndステージのチャレンジに対する活動資金を募集します。

 活動成果は、地域にフィードバックされるとともに、プレゼンテーション動画とアイデア検証プレゼン資料にまとめられ、2022年2月下旬に予定されている最終審査会で発表されます。

 これまでの最終審査会で発表されたアイデアのいくつかは、実際にコンテスト終了後に民間企業や研究機関との共創の取り組みとして社会実装への取り組みにつながっているものもあり、アイデアを社会に実装するプロセスをリアルに体感することができるようになっています。

  例えば、第3回高専防災コンテストの最優秀賞(教職員部門)となった長野高専の柳澤准教授と高専生のチームが提案した除雪や着雪に関わるテーマは、防災科研の研究者との共同研究に発展し、夏でも雪を降らせて冬の環境を再現できる防災科研の実験施設(山形県新庄市の雪氷防災研究センター新庄雪氷環境実験所)で社会実装に向けた研究が続けられています。 

 



このプロジェクトで実現したいこと

 このプロジェクトでは、全国各地の高専から選ばれた最大10チームが実際に自分たちが考えた地域防災のアイデアの実現にトライする活動(アイデア検証)を行います。

 若い力による地域防災力の向上と、活動を通じた高専生の育成を両方とも実現します。

 プロジェクトで得られる実感は、これまで参加していただいた2つの高専からの生の声でご確認下さい。

・松江高専 芹川由布子先生のコメント ※現在は福井高専へ異動


 「第3回高専防災コンテスト」に応募した「THE BEST 10〜多機能避難ベスト〜」は、学生部門最優秀賞と気象災害軽減コンソーシアム賞を受賞させていただきました。

 2020年度 第3回高専防災コンテスト松江高専の実施概要
(「第3回高専防災コンテスト防災科研HP掲載要旨集 」より引用)


「THE BEST 10」は、高齢者の安全な避難行動と快適な避難所生活を可能にする防災グッズを収納したベスト型の防災アイテムです。

 山陰地方における防災力向上に向けた現状の課題を整理した結果、高齢化率の高い山陰地方において、高齢者の安全な避難行動を確保すること、またこのコロナ禍においては、重篤化率の高い高齢者を感染症から守ることが重要であると考え、このアイデアが発案されました。

 一次審査後は地域の自主防災組織や高齢者の方々の意見を取り入れ、付属の防災グッズの見直しを行いました。地域の方々に協力していただき、ヒアリング調査・試作品の製作・試着を繰り返し行い、コンテスト後の商品化も見据えた改良を重ねました。

 最終審査会で行った学生のプレゼンテーションでは、「一次審査通過後、実際に地域の方々の意見を聞き、さらに、“New Normal”な生活様式に対応できる防災グッズとして改良を重ねました。地域の方から応援の声もたくさん届いています。地元のテレビや新聞でも多数取り上げてくださり、反響もたくさんいただきました。地域一丸となって取り組んだこのベスト、自信ありです!」といった力強い言葉が印象的でした。
 発案当初のアイデアに固執するのではなく、協力してくださった多くの方々の意見に耳を傾け、試作や試着・実験、そして改良を重ねたからこそ話せるスピーチだと感心しました。

 活動に参加してくださった地域の方々からは「避難時に何が必要かを考える良い機会となった」「自前のベストに防災グッズを詰めてみたい」といった声が挙がりました。狭い範囲ではありますが、これまでの取り組みは地域の防災力向上に繋がったのではないかと感じました。


・木更津高専 参加された皆さんのコメント

 木更津高専は、第1回~第3回までの全てにおいて魅力的なアイデアを提案して2ndステージに進み、アイデア検証でも優れた成果を出しています。また、第3回高専防災コンテストでの実践内容を「第20回情報科学技術フォーラム(FIT2021)」にて発表し、奨励賞を受賞しています!

2020年度 第3回高専防災コンテスト木更津高専の実施概要
(「第3回高専防災コンテスト防災科研HP掲載要旨集 」より引用)


大枝真一先生(第1回、第2回、第3回参加)

 我々の研究室は知能情報システム実験室であり、機械学習、データマイニングを研究の主軸としています。いわゆるAIの分野の研究を行っているのですが、AIの様々な手法を「どこに応用するか」が大事になります。

 例えば、2019年度(第2回大会)では、甚大なる被害があった令和元年台風15号を対象にしたテーマで取り組みました。学生と共に課題を洗い出してみると、自治体・電力会社・テレビ局等各機関の持つ被害データが集約されておらず、被害の全容がつかみにくい状況でした。そこで、将来の巨大台風に備えるために台風15号の多種多様な被害状況を集約し、異種情報を統合することによって調査・解析を行いました。

 学生たちは、データを組み合わせたり、解析手法を変えたり、試行錯誤しながら可視化を行っていきました。データの背後に隠れた知識や規則を導き出そうとする地道な試みを通じて、彼らの学んできたAI手法が社会で役に立つ深く根付いたスキルになっていったと感じます。

 我々は防災コンテストに参加することで実践力を養い、また地域防災の課題解決という形で、自分たちの研究が社会へ貢献できると実感しました。これからも、学生と一緒に切磋琢磨しながら防災コンテストに参加していきたいと思います。


篠田拓樹さん(第1回、第2回参加)

 第1回は,先輩方のお手伝いがメインでしたが、第2回では令和元年台風15号を例に、各メディアやSNS、風速データ等の多種多様な情報を統合・集約することで、災害時の迅速な被害状況の把握と復旧を目指すチームのアイデアを検証するために、高速道路被害や報道での災害に関する単語の登場頻度の可視化、罹災証明書手続き混雑の予測等を担当しました。

 特に高速道路の被害状況可視化では、時間変化する状況を地図上に可視化するという今まで経験がなかった可視化手法を学ぶことができ、スキルアップにつながりました。

 また、複数の実データを統合し、可視化する貴重な体験ができたことにより、複数のデータを用いてデータ分析を行うことへの興味が湧き、データ分析コンペへのモチベーションにつながりました。


飯棲俊介さん(第2回、第3回参加)

 第2回では、台風による被害状況を確認するため、台風の時間ごとの位置を軌道データから地図上への可視化を行いました。全く同じデータでも可視化によって捉え方が大きく変わり、あまり世に出ていない様々なデータを可視化することは大変意義があると実感し、最優秀賞を獲得することができたときは大きな達成感に包まれました。コンテストで得た知識や経験は日頃の研究活動にも役立っています。

 第3回は、アイデア企画段階からコンテストに携わりましたが、募集テーマであった“New Normal”生活様式に対応する防災アイデアを考えることは難しく、開発には試行錯誤を繰り返しました。コロナ禍ということでチームが学校に集まれる機会はほとんどなく、作業はほぼ各自自宅で行うという初めての経験でした。

 チャットツールやミーティングツールを活用して開発を進め,防災科研や木更津市役所の方々に意見をいただいてシステムの改善を行い、最終的には高専機構賞を獲得することができ,有用性のあるシステムであるとコメントをいただきとても嬉しかったです。

柿崎透真さん(第3回参加)

 第3回高専防災コンテストでは、避難所のソーシャルディスタンス維持度算出システムの開発を行い、その中で私は主にハードウェアを担当しました。

 あまりハードウェアをいじった経験がなく不安でしたが、開発したハードウェアを活用して初めてCO2センサーで二酸化炭素濃度を計測し、グラフにできたときはすごく嬉しかったです。
 また、プレゼン動画の編集も担当し、撮影した発表を10分程度の動画にまとめ、オープニングを作成するだけで半日かかり、かなり苦労しましたが貴重な体験になりました。



ご支援いただいた資金の使い道


(目標金額)1チーム10万円✕10チーム
・クラウドファンディングサイト利用手数料

 上記金額を超えるご支援をいただいた場合、参加チームへの配分額の増額やコンテスト運営経費への使用を通じて、コンテスト内容の充実を目指します。

実施スケジュール



2ndステージ出場チームアイデア紹介・活動状況報告(※11月15日更新)

 2ndステージのアイデア検証が始まっています。2ndステージに臨む9チームに、活動状況を報告してもらいました。


1.和歌山高専 「土砂災害啓発を目的としたRPG防災教育教材の開発」 

 紀伊半島では、毎年台風の被害が発生しており、土砂災害の危険性が高いため、土砂災害に対する啓発や避難行動に対する学習が必要不可欠です。

 この活動では、小学校における土砂災害啓発及び避難に関する授業の副教材としての利用を想定し、ゲームの要素を取り入れることで、生徒が能動的に学習できる環境を実現し、学習の動機付けとなるようなコンテンツの開発を目的とします。

 このようなコンテストに参加するのは初めてで、とても心配ですが、メンターやステークホルダーの助言や指導を頂きながら、最終審査会では良い発表ができるよう活動を進めていく所存です。よろしくお願いします。


2.福井高専 「新しい避難訓練を考える Go Toドライブ避難の提案」

 私たちのアイデアは、自家用車を使った避難【Go To ドライブ避難】になります。適切に車を利用して少しでも避難率を上げることにつながればよいと考えています。目標として、ドライブ避難の有効性を検討し、実用化や、別の避難方法を考える一つの事例になればよいと考えています。対象とする地域は、福井から全国へ!福井の自動車社会を活かした避難方法を考えていきたいと思います。「避難率100%!」を目指し、地域一丸となって頑張ります。


3.沼津高専「知の防災教育の推進と高専間防災ネットワークの構築」

 私たちは「知の防災教育の推進と高専間防災ネットワークの構築」に取り組みます。知の防災教育とは、有事における健全な認識、冷静な判断、迅速な行動には、まず災害を適切に理解することが重要と考え「知る」ことに重点を置いた学習型の防災教育のことです。本企画では、富士山噴火に対する備えの意識の向上を目的に沼津高専の工学系5学科学生と教養科教員の協働という学際的アプローチで火山・噴火に関する防災教育プログラムを開発し、周辺地域住民に向けて防災講座を実践します.
 また,沼津高専寮生会が周辺自治体とともに組織している避難所運営委員会を全国高専に広め、平時・有事の両輪で相互に助け合える防災ネットワークを提案します。


4.奈良高専「パイプハウスの台風対策」

 本アイデアは農業に用いられるパイプハウスの防災案として,台風時のパイプハウスの浮き上がりを抑制できる新構造の提案を目的としている.浮上力の抑制方法として,パイプハウス頂部へ突起を付加する.この突起の付加による効果の調査として,パイプハウスの模型を用いた風洞実験によって浮上力の測定を行う.風洞実験で得られた結果をもとに最適な突起形状を提案する.

 このコンテストでは台風に強いパイプハウス構造の設計を通して,奈良県内の農家の方々の力になれるように頑張ります.そして,このコンテストを通してパイプハウス構造を奈良県だけでなく世界中で利用することで,世界中で食料の安定生産ができるようにしたいです.


5.沼津高専「拡張現実を用いた災害時避難支援アプリケーション」

 沼津高専電気電子工学科です。

 私たちのアイデアは拡張現実を用いた災害時避難支援アプリケーションです。

 外出先や夜間などといった、避難訓練では訓練しきれない災害発生後の悪状況下における避難支援を行うモバイル端末向けのアプリケーションの開発をしています。具体的にはロケーションベースARを用い、モバイル端末のカメラをかざした方向にある避難所の名称と現在地からの距離を実際の風景に重ねて表示し、避難者に情報を提供します。

 現時点ではまだ静岡県の限られた市でしか使用できませんが、これから使用可能エリアの拡大と、機能向上により本アプリケーションの実用性を高められるよう努力していきます。


6.木更津高専 「避難所運営をサポートするITシステム Shelter Management And Support System 【SMASS】」

 私たちの提案は、避難者、避難所運営者の負担を軽減するために、避難所での避難者情報の管理、防災物資の管理をサポートするシステムを開発し、新たな避難様式を創ることです。より多くの人に使ってもらうために、災害下での可用性、災害への即応性、避難者と運営者の利便性を重視したシステムの開発を目標としています。メンバーは全員2年生で経験も浅く、初めての採択で緊張しています。ですが、実際の社会で動く事を想定しシステムを作成することは授業で体験することができない貴重な経験であり、2nd ステージでのアイデア検証がとても楽しみでもあります。

 四ヶ月間、チーム一丸でアイデアの実現に向けて取り組み、IT と防災の架け橋を創っていきますので応援よろしくお願いします。


7.東京高専「清掃ロボの環境認識地図を活用した家屋内防災地図生成システム」

 私たちはこの防災コンテストに”清掃ロボの環境認識地図を活用した家屋内防災地図生成システム”というアイデアで参加いたします。

 アイデアの概要はルンバi7が持つ清掃用途の環境認識地図を利活用し家屋内の防災マップを生成するというものです。

 私たちはこの企画で、日本の防災において後回しになっている部分、家屋一軒一軒の安全の確保の役に立てたらと思います。日本では地震による災害に問題があります。その災害から一人でも多くの人の役に立てるように、この4か月間に今まで培ってきた力を精一杯つぎ込んで頑張りたいと思います。


8.奈良高専「災害時用情報通信システム」



 私達が提案するアイデアは「災害時用情報通信システム」です。東日本大震災などの大規模災害が発生した際、様々な要因によりインターネットに接続できないという状況が発生しました。

 しかし、このような災害発生時だからこそ、安否情報や被害規模といった情報の共有が重要となります。そこで私達は、災害時でも繋がりやすいと言われているサブギガ帯の無線通信を用いた、インターネットと独立した情報通信システムを提案します。

 このシステムにより、自治体による情報収集や住民同士の情報共有が可能になると期待できます。有用なシステムの構築を目指して活動してまいりますので、応援を宜しくお願いいたします。


9.松江高専「危険度を知るシステム」


 対象地域は島根県です。島根県の課題は、県土面積に占める森林面積の割合が8割で、土砂災害危険箇所が全国で2番目の多さであることです。

 チャレンジしたいアイデアは、マップの等高線と位置情報から、土砂崩れの様子をシミュレーションで再現するシステムです。まずシミュレーションしたい場所の写真を撮り、等高線から山の傾斜角度を求め、位置情報からxyz座標を取り込み、土砂の規模を算出し、最後に写真にARの形で再現されるシステムを考えています。

 実際に土砂崩れが起きる様子を目で見ることで危険度を再認識し、防災に対する意識が向上する目的でこのアイデアを発案しました。







リターン

5,000円以上

 ご支援いただいた皆様にはお礼状と領収書をお送りいたします。
 2022年2月下旬に予定されている最終審査会のオンライン配信について、
ご案内します。

 

10,000円以上

 第4回高専防災コンテスト要旨集・活動結果をまとめたDVDをお送りします。


30,000円以上

 要旨集・DVDのエンドロールにお名前を掲載いたします。 (掲載を希望されない方は、お申し込み時に備考欄へその旨、ご記載ください。)


50,000円以上

 最終審査会に提出されたアイデアに投票が可能です。(最多得票作品には、審査員による各賞とは別に「特別賞」(名称未定)を授与します。)

 投票の際にいただいたコメントは、参加チームにフィードバックさせていただきます。


100,000円以上

 最終審査会(時期:2022年2月下旬・場所:国立研究開発法人防災科学技術研究所(茨城県つくば市天王台3-1)で調整中)にご参加いただけます。

 最終審査会で感謝状を贈呈します。

300,000円以上

 最終審査会に参加するチームの学生より、お礼のメッセージ(映像)をお送りします。


寄附金控除について

 *当機構への寄附は、個人の方・法人の方、ともに税制上の優遇措置の対象とすることができます。詳細は下記URLをご確認ください。

https://www.kosen-k.go.jp/graduate/contribution/

 本プロジェクトへのご支援は、独立行政法人国立高等専門学校機構への寄附となり、当機構が寄附金の受付および領収証発行を行います。
 「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、当機構が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。(領収証の送付時期は、2022年1月以降を予定しております。)


最後に

 最後に、当コンテストの審査員である諸橋和行さん(中越防災安全推進機構 地域防災力センター長)からメッセージをご紹介します。

 「高校」ではなく、「大学」でもなく、「高専」だからいいんです。

 ユニークな発想、果敢に挑む試行錯誤の実験や実践、抜群のチームワーク、そしてチャレンジの過程で得られる一人ひとりの学びと成長… これらは「高専生」だからこその特徴であり、価値ある成果です。

 研究者や専門家が先導する防災には、何かが足りないんです。それを教えてくれるのが「高専防災コンテスト」です。高専生を応援することが災害国日本の将来に向けた投資です!


過去のコンテスト結果

第1回(2018年度) 参加校数:延べ 33校
 最優秀賞  Take Action -風水害への備え意識啓発ゲーム-   
       明石工業高等専門学校 (兵庫県)

 優秀賞   気象データと公共交通機関の関連調査と影響予測システムの構築
       木更津工業高等専門学校(千葉県)

 高専機構賞 畳入れ選手権~伝統的治水工法である畳堤を守る~
       豊田工業高等専門学校 (愛知県)

 防災科研賞 IoT技術を用いた川の水位の広域監視観測システム
       阿南工業高等専門学校 (徳島県)

第2回(2019年度) 参加校数:延べ 24校

 最優秀賞  異種情報源の統合による令和元年千葉県激甚災害の被害状況の可視化
       木更津工業高等専門学校(千葉県)

 優秀賞   Active Dynamic Measurement System (ADMS)による安価・高精度な
       土砂崩壊検知システム
       東京工業高等専門学校 (東京都)

 高専機構賞 災害の発生初期対応時に避難所を助けるシステムの開発 
       熊本高等専門学校   (熊本県)

 防災科研賞 “みんな”でつかうモバイルキッチン 仙台高等専門学校   (宮城県)

第3回(2020年度) 参加校数:(学生部門)延べ11校/(教職員部門)6校 :延べ17校
 
 最優秀賞(学生部門)・気象災害軽減コンソーシアム賞
       THE BEST 10 ~多機能避難ベスト~
       松江工業高等専門学校 (島根県)

 最優秀賞(教職員部門)
       シリコーンシートとヒーターによる農業用ハウスの除雪
       長野工業高等専門学校 (長野県)

 高専機構賞 避難所における感染危険度算出システムの開発
       木更津工業高等専門学校(千葉県)

 防災科研賞 地盤内部状態推定技術によるハザードマップの高度化
       ~Next ADMS (Active Dynamic Measurement System) PJ~
       東京工業高等専門学校 (東京都)     

 メンター賞 移動ロボティクスSamuelを用いた避難所運営支援の可能性検討
       東京工業高等専門学校 (東京都)



お問い合わせ先
 ●独立行政法人国立高等専門学校機構
 ●本件担当:研究推進課研究支援係
 ●e-mail:kenkyu-sien@kosen-k.go.jp
  

最新の活動報告

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  • 高専防災コンテストにご支援いただき、ありがとうございます。2月18日(金)に第4回高専防災コンテストの最終審査会をオンラインで開催し、無事終了いたしましたのでご報告いたします。皆様のご支援のおかげをもちまして、コンテストを無事実施することができました。心よりお礼申し上げます。高専防災コンテスト公式HPhttps://www.bosai.go.jp/labo/ExtremeWeather/contest/contest_2021.html最終審査結果●最優秀賞:和歌山工業高等専門学校「土砂災害啓発を目的としたRPG防災教育教材の開発」●高専機構賞:木更津工業高等専門学校「避難所運営をサポートするITシステム Shelter Management And Support System 【SMASS】 」●防災科研賞:沼津工業高等専門学校「知の防災教育の推進と高専間防災ネットワークの構築」●気象災害軽減コンソーシアム賞:奈良工業高等専門学校「パイプハウスの台風対策」●特別賞:東京工業高等専門学校「清掃ロボの環境認識地図を活用した家屋内防災地図生成システム」※特別賞はクラウドファンディング支援者による投票で決定しました。 もっと見る

  • ご支援いただいているみなさま、このページをご覧いただいているみなさま、本当にどうもありがとうございます。 前回に引き続き、2ndステージに進んだチームを紹介させていただきます。各チームにアイデアの概要、今後の計画の説明とともに、意気込みを語ってもらいました。引き続き、高専生のチャレンジにご支援のほどよろしくお願いいたします。6.木更津高専 「避難所運営をサポートするITシステム Shelter Management And Support System 【SMASS】」 私たちの提案は、避難者、避難所運営者の負担を軽減するために、避難所での避難者情報の管理、防災物資の管理をサポートするシステムを開発し、新たな避難様式を創ることです。より多くの人に使ってもらうために、災害下での可用性、災害への即応性、避難者と運営者の利便性を重視したシステムの開発を目標としています。メンバーは全員2年生で経験も浅く、初めての採択で緊張しています。ですが、実際の社会で動く事を想定しシステムを作成することは授業で体験することができない貴重な経験であり、2nd ステージでのアイデア検証がとても楽しみでもあります。 四ヶ月間、チーム一丸でアイデアの実現に向けて取り組み、IT と防災の架け橋を創っていきますので応援よろしくお願いします。7.東京高専「清掃ロボの環境認識地図を活用した家屋内防災地図生成システム」 私たちはこの防災コンテストに”清掃ロボの環境認識地図を活用した家屋内防災地図生成システム”というアイデアで参加いたします。 アイデアの概要はルンバi7が持つ清掃用途の環境認識地図を利活用し家屋内の防災マップを生成するというものです。 私たちはこの企画で、日本の防災において後回しになっている部分、家屋一軒一軒の安全の確保の役に立てたらと思います。日本では地震による災害に問題があります。その災害から一人でも多くの人の役に立てるように、この4か月間に今まで培ってきた力を精一杯つぎ込んで頑張りたいと思います。8.奈良高専「災害時用情報通信システム」 私達が提案するアイデアは「災害時用情報通信システム」です。東日本大震災などの大規模災害が発生した際、様々な要因によりインターネットに接続できないという状況が発生しました。 しかし、このような災害発生時だからこそ、安否情報や被害規模といった情報の共有が重要となります。そこで私達は、災害時でも繋がりやすいと言われているサブギガ帯の無線通信を用いた、インターネットと独立した情報通信システムを提案します。 このシステムにより、自治体による情報収集や住民同士の情報共有が可能になると期待できます。有用なシステムの構築を目指して活動してまいりますので、応援を宜しくお願いいたします。9.松江高専「危険度を知るシステム」 対象地域は島根県です。島根県の課題は、県土面積に占める森林面積の割合が8割で、土砂災害危険箇所が全国で2番目の多さであることです。 チャレンジしたいアイデアは、マップの等高線と位置情報から、土砂崩れの様子をシミュレーションで再現するシステムです。まずシミュレーションしたい場所の写真を撮り、等高線から山の傾斜角度を求め、位置情報からxyz座標を取り込み、土砂の規模を算出し、最後に写真にARの形で再現されるシステムを考えています。 実際に土砂崩れが起きる様子を目で見ることで危険度を再認識し、防災に対する意識が向上する目的でこのアイデアを発案しました。 もっと見る

  • ご支援いただいているみなさま、このページをご覧いただいているみなさま、本当にどうもありがとうございます。おかげさまで目標金額の40%を達成することができました。心よりお礼申し上げます。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。本日から、2ndステージに進んだチームを紹介させていただきます。各チームにアイデアの概要、今後の計画や意気込みについて報告してもらいました。2月までに、どのような検証結果をまとめてくるのか、今から楽しみです。引き続き、高専生のチャレンジにご支援のほどよろしくお願いいたします。1.和歌山高専 「土砂災害啓発を目的としたRPG防災教育教材の開発」 紀伊半島では、毎年台風の被害が発生しており、土砂災害の危険性が高いため、土砂災害に対する啓発や避難行動に対する学習が必要不可欠です。この活動では、小学校における土砂災害啓発及び避難に関する授業の副教材としての利用を想定し、ゲームの要素を取り入れることで、生徒が能動的に学習できる環境を実現し、学習の動機付けとなるようなコンテンツの開発を目的とします。 このようなコンテストに参加するのは初めてで、とても心配ですが、メンターやステークホルダーの助言や指導を頂きながら、最終審査会では良い発表ができるよう活動を進めていく所存です。よろしくお願いします。2.福井高専 「新しい避難訓練を考える Go Toドライブ避難の提案」 私たちのアイデアは、自家用車を使った避難【Go To ドライブ避難】になります。適切に車を利用して少しでも避難率を上げることにつながればよいと考えています。目標として、ドライブ避難の有効性を検討し、実用化や、別の避難方法を考える一つの事例になればよいと考えています。対象とする地域は、福井から全国へ!福井の自動車社会を活かした避難方法を考えていきたいと思います。「避難率100%!」を目指し、地域一丸となって頑張ります。3.沼津高専「知の防災教育の推進と高専間防災ネットワークの構築」 私たちは「知の防災教育の推進と高専間防災ネットワークの構築」に取り組みます。知の防災教育とは、有事における健全な認識、冷静な判断、迅速な行動には、まず災害を適切に理解することが重要と考え「知る」ことに重点を置いた学習型の防災教育のことです。 本企画では、富士山噴火に対する備えの意識の向上を目的に沼津高専の工学系5学科学生と教養科教員の協働という学際的アプローチで火山・噴火に関する防災教育プログラムを開発し、周辺地域住民に向けて防災講座を実践します. また,沼津高専寮生会が周辺自治体とともに組織している避難所運営委員会を全国高専に広め、平時・有事の両輪で相互に助け合える防災ネットワークを提案します。4.奈良高専「パイプハウスの台風対策」 本アイデアは農業に用いられるパイプハウスの防災案として,台風時のパイプハウスの浮き上がりを抑制できる新構造の提案を目的としている.浮上力の抑制方法として,パイプハウス頂部へ突起を付加する.この突起の付加による効果の調査として,パイプハウスの模型を用いた風洞実験によって浮上力の測定を行う.風洞実験で得られた結果をもとに最適な突起形状を提案する. このコンテストでは台風に強いパイプハウス構造の設計を通して,奈良県内の農家の方々の力になれるように頑張ります.そして,このコンテストを通してパイプハウス構造を奈良県だけでなく世界中で利用することで,世界中で食料の安定生産ができるようにしたいです.5.沼津高専「拡張現実を用いた災害時避難支援アプリケーション」沼津高専電気電子工学科です。私たちのアイデアは拡張現実を用いた災害時避難支援アプリケーションです。外出先や夜間などといった、避難訓練では訓練しきれない災害発生後の悪状況下における避難支援を行うモバイル端末向けのアプリケーションの開発をしています。具体的にはロケーションベースARを用い、モバイル端末のカメラをかざした方向にある避難所の名称と現在地からの距離を実際の風景に重ねて表示し、避難者に情報を提供します。現時点ではまだ静岡県の限られた市でしか使用できませんが、これから使用可能エリアの拡大と、機能向上により本アプリケーションの実用性を高められるよう努力していきます。(その2に続く) もっと見る

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