ご支援いただいているみなさま、このページをご覧いただいているみなさま、本当にどうもありがとうございます。
おかげさまで目標金額の40%を達成することができました。心よりお礼申し上げます。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
本日から、2ndステージに進んだチームを紹介させていただきます。
各チームにアイデアの概要、今後の計画や意気込みについて報告してもらいました。
2月までに、どのような検証結果をまとめてくるのか、今から楽しみです。
引き続き、高専生のチャレンジにご支援のほどよろしくお願いいたします。
1.和歌山高専 「土砂災害啓発を目的としたRPG防災教育教材の開発」
紀伊半島では、毎年台風の被害が発生しており、土砂災害の危険性が高いため、土砂災害に対する啓発や避難行動に対する学習が必要不可欠です。
この活動では、小学校における土砂災害啓発及び避難に関する授業の副教材としての利用を想定し、ゲームの要素を取り入れることで、生徒が能動的に学習できる環境を実現し、学習の動機付けとなるようなコンテンツの開発を目的とします。
このようなコンテストに参加するのは初めてで、とても心配ですが、メンターやステークホルダーの助言や指導を頂きながら、最終審査会では良い発表ができるよう活動を進めていく所存です。よろしくお願いします。
2.福井高専 「新しい避難訓練を考える Go Toドライブ避難の提案」
私たちのアイデアは、自家用車を使った避難【Go To ドライブ避難】になります。適切に車を利用して少しでも避難率を上げることにつながればよいと考えています。目標として、ドライブ避難の有効性を検討し、実用化や、別の避難方法を考える一つの事例になればよいと考えています。対象とする地域は、福井から全国へ!福井の自動車社会を活かした避難方法を考えていきたいと思います。「避難率100%!」を目指し、地域一丸となって頑張ります。
3.沼津高専「知の防災教育の推進と高専間防災ネットワークの構築」
私たちは「知の防災教育の推進と高専間防災ネットワークの構築」に取り組みます。知の防災教育とは、有事における健全な認識、冷静な判断、迅速な行動には、まず災害を適切に理解することが重要と考え「知る」ことに重点を置いた学習型の防災教育のことです。
本企画では、富士山噴火に対する備えの意識の向上を目的に沼津高専の工学系5学科学生と教養科教員の協働という学際的アプローチで火山・噴火に関する防災教育プログラムを開発し、周辺地域住民に向けて防災講座を実践します.
また,沼津高専寮生会が周辺自治体とともに組織している避難所運営委員会を全国高専に広め、平時・有事の両輪で相互に助け合える防災ネットワークを提案します。
4.奈良高専「パイプハウスの台風対策」
本アイデアは農業に用いられるパイプハウスの防災案として,台風時のパイプハウスの浮き上がりを抑制できる新構造の提案を目的としている.浮上力の抑制方法として,パイプハウス頂部へ突起を付加する.この突起の付加による効果の調査として,パイプハウスの模型を用いた風洞実験によって浮上力の測定を行う.風洞実験で得られた結果をもとに最適な突起形状を提案する.
このコンテストでは台風に強いパイプハウス構造の設計を通して,奈良県内の農家の方々の力になれるように頑張ります.そして,このコンテストを通してパイプハウス構造を奈良県だけでなく世界中で利用することで,世界中で食料の安定生産ができるようにしたいです.
5.沼津高専「拡張現実を用いた災害時避難支援アプリケーション」
沼津高専電気電子工学科です。
私たちのアイデアは拡張現実を用いた災害時避難支援アプリケーションです。
外出先や夜間などといった、避難訓練では訓練しきれない災害発生後の悪状況下における避難支援を行うモバイル端末向けのアプリケーションの開発をしています。具体的にはロケーションベースARを用い、モバイル端末のカメラをかざした方向にある避難所の名称と現在地からの距離を実際の風景に重ねて表示し、避難者に情報を提供します。
現時点ではまだ静岡県の限られた市でしか使用できませんが、これから使用可能エリアの拡大と、機能向上により本アプリケーションの実用性を高められるよう努力していきます。
(その2に続く)