ご報告が遅くなってしまい、大変申し訳ございません。 先日12月8日、70名のパトロンの皆様からの655,500円のご支援をもって、プロジェクト[スラムの音楽教室inフィリピン]無事にサクセスの上、CAMPFIREでの資金募集を終了いたしました。 パトロンとなって下さった皆様をはじめ、無知な僕にNPOファンドレイジングやクラウドファンディングのいろはを親切に教えて下さった皆様、プロジェクトに興味を御持ち頂き、取材協力下さった皆様、様々な形でお知り合いの方に当プロジェクトについてご紹介下さった皆様、すべての皆様のご協力で達成し得たこの結果を受け、スタッフ一同、心より感謝いたしております。ありがとうございました! スタジオ改築も着工から2週間ほどが経ち、徐々に、明るさと賑やかさに溢れた教室へとその姿を変えつつあります。 この場所で子ども達が楽しそうに音楽を奏でている光景が、今にも目に浮かんでくるような空間です。 来年の頭から、新しくなったスタジオで子ども達と音楽に取り組んでいくことが出来ること、本当に今、胸がわくわくしています。この最高の環境を皆様にプレゼントしていただいたからには、僕たちに出来る事、子ども達と一緒に、全力で、そして楽しく、やり尽くしていきます! 実はプロジェクト終了直後よりインドの音楽教育団体の視察に飛び立ってしまっておりました。(そのため皆様へのご報告が遅れてしまい申し訳ありません。。) (写真:CHILD'S PLAY INDIAの子ども達と) 3年前より、インドの子ども達を対象に音楽教室を実施しているCHILD'S PLAY INDIAの代表者と、それぞれの国の抱えている問題や、音楽を通した解決アプローチなど、本当にたくさんのことをディスカッションし、共有してくることが出来ました。話せば話す程、既に実績のある団体でも、僕たちと同じ問題を多く抱えている事、その問題一つ一つを解決するために様々な工夫をしていることがわかりました。 そんな中で、フルート教室を受け持つ女性講師が僕に語った一言は、全くもって予想外のものでした。 "Hide, you can't plan it." (ヒデ、このプロジェクトを計画することは、出来ないわよ。) 厳しいようで、しかしわくわくするこの言葉。 僕は心のどこかで、この音楽教育事業には既にどこかに最善の方法=模範解答が隠されているような気がしていました。それを探し出して、セブで実践するのが使命だと考えていました。 しかし相手は子どもで、しかもそれぞれ心の中に深い影を抱えている少年少女たち。音楽を通して彼らを救おうとする活動は、特にセブでは初めて。そんな子どもたちを、グループで育てていこうとしている。 世界の各地から、お互いに経験やヒントを共有しあうことは大切。でもやっぱり、ここセブで暮らす子ども達のためのプロジェクトは、自分たちの手で作り上げていくしかないんだと、その瞬間その瞬間に子どもが心から楽しいと感じ、そこから学びを得られるような音楽体験を、チームで知恵を絞り、そして一人ひとりが自らの経験をフルに還元しながら、体当たりで接していくしか無いんだと、心を新たにできる言葉でした。 インドでは子ども向けのクラシックイベントでも演奏をさせてもらいました! 季節は師走。僕にとってとても大きな挑戦の第一歩となった2012年でした。新しい年を、皆様に実現させて頂いた素敵なスタジオと、新たな気持ちとで迎えられること、とても幸せです。子ども達と一緒に大きく飛躍できる2013年と出来る様、スタッフ一同、力を合わせて音楽と向き合って参りますので、どうぞこれからも応援宜しくお願いいたします! パトロンの皆様には、リターンの発送について改めてご連絡差し上げますので、今暫くお待ち下さいませ。 ありがとうございました! Salamat kaayo!
CAMPFIRE上でのプロジェクト公開期間も残り3日となりました! サクセス達成後も引き続き、沢山の皆様にご支援を頂き、現在支援額は639,000円、なんと67人の方々にパトロンとなって頂く事ができました。 ラスト3日間、どうぞ引き続き応援のほど、宜しくお願いいたします! さて、今回は私事になりますが、実はCAMPFIREプロジェクト終了翌日の12月9日より、インドに出かけてきます。 僕たちが活動のモデルとしている南米ベネズエラのオーケストラ教育プロジェクト[エルシステマ]。その素晴らしい功績に感銘を受けた世界中の人々が、それぞれの場所で貧しい子ども達のための音楽教育事業をスタートさせています。 その一つが、今回僕の視察するCHILD'S PLAY INDIA FOUNDATIONです。(http://www.childsplayindia.org/) インドのゴア地方を拠点に2009年から活動をはじめたこの団体は、現地の貧しい子ども達のためのバイオリン、リコーダー、合唱の各プログラムを実施しており、活動4年目の今年は拠点の拡大も果たしています。 正直に言うと僕も、幼児音楽教育の専門的な知識や経験もないままにフィリピンに飛び込んできました。エルシステマの子ども達へのインパクトも、映画や本、ドキュメンタリーで知りうる範囲内で感銘を受けてきましたが、本当に音楽教育を通して成長を遂げている子ども達と直に接した事はありません。 今回インドに行くチャンスをもらえたからには、子ども達の奏でる音をダイレクトに聴いて、子ども達の変化をしっかりと目で、耳で、頭で受け止め、今後の僕たちのフィリピンでの活動のヒントとしてきたいと思います。 僕たちの目標は、子ども達の音楽スキルの上達も勿論ですが、それ以上に子ども達の[ライフスキル]、すなわち、自分を取り巻く諸問題に、いかに効果的な対処ができるか、という力を、音楽経験の中から身につけさせることにあります。 インドとフィリピン。おなじ途上国とはいえ、抱えている問題はそれぞれ違うはず。インドの子ども達が、音楽を通して、自分たちの抱えている問題をどう解決しようとしているのか。しっかりとリサーチしてきます。 ベネズエラではじまったこの壮大な社会実験。プログラムのベースには、日本発の音楽教育システム"スズキメソード"が導入されていたり。今度は日本人である僕が、インドの団体から、フィリピンの子ども達のためにノウハウを学んでこようとしていたり。 世界のみんなが、よりよい未来と、より美しい音楽のために、持ちうるものを惜しみなくシェアできる。今回のCAMPFIREでの皆様からのご支援も、まさにその一部です。こんな素敵な領域で活動できていることが、とても幸せだと感じつつ、使命感も覚える今日このごろです。 インド滞在の様子も、後日ここで報告させて下さい! 余談ですが、カレーLOVEな僕が大学時代にアルバイトしていたインド料理屋さん"アンジュナ"。ゴアにあるビーチの名前なんです。本場のアンジュナに行けるのも、今から楽しみです!!
昨日の子どもたちからのビデオメッセージに続き、現地スタッフ一同よりお礼のメッセージを伝えさせてください! 残念ながら、サクセス達成前日に日本に帰国してしまったボランティアスタッフのMAMORU( ジンのTシャツにこっそり出現しています)からは、以下のメッセージが届いています! ----------------------------------- パトロンの皆様、たくさんのご支援本当にありがとうございます。 頂いたご支援以上に、パトロンの皆様のコメントの一つ一つに僕らは本当に励まされました。 7月からの僕達の活動の中で、子ども達は本当に大きく成長しました。 ただ、スタジオができることで、もっともっと子ども達は成長できるようになります。 それだけではなくて、子ども達を取り囲む環境も、もっともっと素敵なものになっていきます。 皆さんと一緒にその姿を見守っていけることを本当に幸せに感じます。 本当に、ありがとうございました。 ----------------------------------- 支援は12月8日まで受付中です! さらなるご支援で、子どもたち一人ひとりに行き渡る楽器や、地元の音楽専攻学生にスタジオ貸し出しをできるよう、備品を整えることができます。 ぜひ、引き続きご支援よろしくお願いいたします!!
今日の音楽教室で、子どもたちにも 「日本の人たちのおかげで、この教室がとってもキレイになるんだよ!」 と嬉しい報告をさせていただきました! ちびっ子たちも大喜び! Thank you very muchの気持ちを大きな声で歌ってくれました! スタッフからのメッセージも、改めて掲載させてくださいね!
昨日11月30日、皆様のご支援、応援のおかげで、目標であった60万円の支援額を達成することができました!!! 本当に本当に、スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです! 今日の午後の教室で、子どもたちにも、スタジオ改築の嬉しい報告をさせて頂きます! 後ほど、スタッフより、感謝のメッセージ、再度掲載させてください。 CAMPFIRE上でのプロジェクト公開は残り7日。 目標であった60万円で、スタジオ改築、滞りなくすすめることができます。 この機会に、より多くのご支援をいただくことができると、次のようなことが更に可能となります。 +20万円で・・・ ★参加する子ども52名全員に行き渡る、楽器の購入 (リコーダーと鍵盤ハーモニカで合奏隊を結成することができます!) +40万円で・・・ ★地元の音楽専攻大学生、音楽家にスタジオ貸し出しをするための、楽器の購入 (ピアノ、ドラムセット、キーボードなどの楽器を備え付け、理想的な練習環境を整えることができます。) 皆様のおかげで、防音改装、実現することが出来ました。 この場所を、メロディーとハーモニー、そして子どもたちの笑顔に溢れるスタジオとできるよう、どうぞ、あと少し、応援をいただけると幸いです。 僕達をサクセスに導いてくださったのは、61名のパトロンの皆様、そして本プロジェクトの拡散にご協力いただいた沢山の皆様です。 本当に、ありがとうございます!!!