くしろ湿原ノロッコ号にゆかりのある人を紹介する「ノロッコ号と私」。
2回目の今回はリターン品のひとつ、『ポストカード』のボールペン画作者である、【バスガイドもできるボールペン画家 原田カーナ】さんをご紹介します。
ポストカードは3種。『丹頂』『釧路湿原』『釧路川の蓮葉ごおり』これらはボールペンで描かれており、ノロッコ号車内販売でもお土産品として人気です。
じつは原田さんはボールペン画家だけではなく、釧路地域や北海道の魅力を広めるためにフリーランスで【観光ガイド】としても活躍され、ノロッコ号でも車内ガイドとして乗車しています。(運が良ければ、マイクを握っている原田さんに会うことができるのも、ノロッコ号の楽しみのひとつです。)
釧路出身(なんと当プロジェクトオーナーと同じ高校出身)の原田さん、ノロッコ号との初めての出会いは、「バスガイド時代にツアーバスでご送客する側で眺めていました」とのこと。
そんな人気観光ガイドの原田さんに、くしろ湿原ノロッコ号に関する色々な質問をしてみました。
===
質問:車内ガイドするときに気を付けているところはありますか?
原田さん:「アナウンスのバランスです。運転士さんの徐行・車掌さんの車内放送のタイミングをみながら、刻々と変わる湿原の様子を見逃さないように、その日だけのノロッコ号のご案内ができるように努めています。」
質問:自分しか知らないと思う、ノロッコ号の好きなポイントは?
原田さん:「ふだん特急列車などに乗務している運転士さん車掌さんが、観光モードに変わるところ。プロだなぁと思います。」
質問:『ノロッコ号乗ったらここだけは見てほしい!』という点はありますか?
原田さん:「ノロッコ号ガイドアナウンスが入らない出発時と到着時も見逃さないでほしいですね。釧路駅側だと(釧路川に架かる)鉄橋、塘路駅側だと湿原と沼と川が交互に出てきて、車窓風景の全部を楽しんでいただきたいです。」
質問:記憶に残るお客さんとのエピソードはありますか?
原田さん:「10年前ですが当時『ノロッコ号ガイド日記』をJR釧路支社H Pで掲載していて、私が手描きで描いたエゾリスの絵をTシャツにしてご乗車してきて下さったお客様がいらっしゃいました。しかもご家族みんなお揃いで。思わず笑ってしまいましたが、とても嬉しかったです。あのTシャツがどうなっているか気になります。」
===
今回このクラウドファンディングの相談をさせていただいた際も、快く協力を申し出てくれた原田さん。
全国の皆さんに伝えたい言葉として、『いつまでもお待ちしておりますので、落ちついて移動できるようになりましたら、いつでもくしろ湿原ノロッコ号にご乗車ください。皆様にご案内できる日を楽しみにお待ちしております。』と、笑顔でインタビューを締め括ってくれました。
「くしろ湿原ノロッコ号」は、『乗車されたお客様が大自然に癒され楽しみ、そして笑顔になれるように。』と願うJR北海道職員をはじめ、地域の様々な立場の人たちが同じ思いをもって運行を支えています。
今日はそんな中のひとり【バスガイドもできるボールペン画家 原田カーナ】さんを紹介しました。
~~~~~
*原田カーナさんデザインのポストカード(『丹頂』『釧路湿原』『釧路川の蓮葉ごおり』)は、当プロジェクトのリターン品となっております。数に限りがございますのでご希望の方はお早目のお申し込みをお勧めいたします。