『いのちのじかんのまもりびと』の翻訳を仕上げるにあたり、この半年間、ご縁があって宮崎県に住まわせていただき、パワーをいただきました。宮崎は不思議な土地柄で、土に根差して生きている人が多いのです…!といっても、必ずしも農業に従事しているわけではなく、パンやカレーやカフェ等々、何らかの食にかかわることを個人の規模でものすごく丁寧に(材料にもこだわって)やっていらしたり、唄ったり舞ったり、何らかの芸術を通して祈りを捧げたり人の意識に働きかけたりすることにコミットしていたり、身体や精神など人の心身の癒しをテーマに活動している方や竹細工や伝統工法など、伝統的な日本の知恵の価値にしっかり目を向けて活動されている方などなど衣食住、そして人の身体のいずれかに自分のできることを、自分で考えて、愛を込めてやっていらっしゃる方が、たくさんいるように感じました。そういう匂いにアンテナが反応するのか、そうした移住者の方にもたくさんお会いしました。そして、何かのイベントに顔を出すと、そういう人同士のつながりができ、相乗効果となってゆく。わたしもそこに少し加わらせてもらい、そこに住んでいるのに、まるで旅を続けているような感覚がありました。そういう方々に、行く先で翻訳書のことをお話しすると時間を取って真剣に耳を傾けてくださる。それにまた勇気を得て、翻訳を続けることができました。宮崎という土地には、『いのちのじかんのまもりびと』がたくさんいるような気がします。クラウドファンディングは3/28までのあと8日間、現在8人の方から、77,000円、書籍18冊分のご支援をいただいております。さっそくご支援くださった方々に、感謝申し上げます。目標の350,000円、100冊を達成できるよう、どうぞご協力いただければ、嬉しいです!