プロジェクトリーダーのふるかわです。
少し早いですが、出産祝いのココレカとひより保育園合同の忘年会でした。
去年の今頃はまだ園舎がなかったので、ココレカの2階のカフェスペースを
ひより保育園準備室として使い、ミーティングや面談を行なっていました。
「やる!」と啖呵は切ったものの、当時は、本当に自分たちに保育園なんて
できるだろうか、職員や園児が、私たちのやろうとしていることに共感して
集まってくれるだろうかと、内心たくさんの不安がありました。
その不安をかき消すため、とにかく自分たちにできることを尽くし、
ご連絡をくださった方々一人一人に自分たちの思いを語る。
そんな時期でした。
1年が経ち、ココレカは10周年を迎え、ひより保育園は当初の目標を
大きく上回る仲間を得て昨日を迎えることができました。
昨日の忘年会の席で、全員がこの1年の出来事について語ってくれたのですが、
私が思っている以上に、それぞれが多くの葛藤を乗り越え、勇気を振り絞って
ひよりの門を叩いてくれたこと、この1年自分を奮い立たせながら真摯に
仕事に向き合ってくれたこと、これからも成長し続けようとしてくれていること、
今の自分や、この仲間たちがとても好きだということ、来年開園する
そらのまちほいくえんや、京都のさとのやま保育園で働く、まだ見ぬ仲間たち
との出逢いをとても楽しみにしていることなど、たくさんの思いを聞くことが
でき、とても感慨深い1日となりました。
本当にたくさんの仲間の力があり、今日のひより保育園があるのですが、
その中でも最大の功労者は、まだ形も実績もないひより保育園の園長を
「やります!」と決心し、私が思い描いていた以上の素晴らしい園に
育ててくれた白水(しらみず)純平さん。
遅ればせながら、プロジェクトページに彼のメッセージを載せることができた
ので、今日はそれをご紹介します。
==以下転載============
2017年4月に開園した ひより保育園の園長をしています。
そらのまちほいくえんでは、主に園児募集や採用活動を担当。入園や就職を考えていらっしゃる方々とは、お話する機会が多いかもしれません。
教員をしている両親が生徒と真摯に向き合っている姿を見て育ち、いつしか自分も「ひとの育ち」に関わる仕事をしたいと思うようになりました。
これまで、企業の人材採用・社員教育や大学生のキャリア教育に携わってきたなかで、幼少期での原体験や大人との良質な関わりが 社会で生きていく力の形成につながっていることを感じています。
そらのまちほいくえんには、働く大人の等身大の姿を日常的に目にしたり、挨拶をしたり、一緒にものを考えたりと、一人の人として尊重されて育つ環境があります。
天文館で育った子どもたちが、いつかはここに根を下ろして生きていく というイメージをありありと描ける場にしていきたいと思っています。
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純平さん、いつもありがとう。