陶器の修繕プロジェクト オーナーのフクモトです。いつもありがとうございます。こちらの活動報告では毎日一品ずつ、お直ししたお品をご紹介したいと思います。▼平皿・透き漆仕上げ▼個人のお客様からお預かりしたコーヒーカップとセットのソーサーです。縁に欠けがありました。欠け部分は石粉と漆を混ぜたパテで埋めています。金のみで仕上げようかと思ったのですが、お皿に合わせて、黒の縁取りと、金の上に透漆(透度の高い漆)を重ねてみました。覗き込みたくなるような不思議な透明感のある漆です。琥珀のようにも見えます。秋にぴったりの色味ですね。・・・ちなみに、透漆を重ねる前の状態がこちらです。金色がはっきりしているのもまた良し、ですね。どのような仕上がりになるかは金継ぎ師によって変わるので、私自身、SNSなどで他の金継ぎ師さんのお仕事を見るのが大好きなんです。自由度が高い工芸で、楽しく作業をさせていただいています。・・・明日も漆仕上げのお品を一品、ご紹介いたします。引き続き宜しくお願いいたします。
陶器の修繕プロジェクト オーナーのフクモトです。いつもありがとうございます。こちらの活動報告では毎日一品ずつ、お直ししたお品をご紹介したいと思います。▼マグカップ・白漆仕上げ▼個人のお客様からお預かりしたお皿です。マグカップの飲み口に欠けがありました。欠け部分は石粉と漆を混ぜたパテで埋めています。全体のお色味に合わせて、ベージュ色の白漆で仕上げました。優しい色合いの白漆。マグカップに自然に馴染んでいます。欠けていても飲み物は注げますが、唇を切ってしまう恐れがあるなど、安心して使えなくなってしまうので、破損が大きくならないうちに修繕して、また日常使い出来るようにしたいですよね。・・・明日も漆仕上げのお品を一品、ご紹介いたします。引き続き宜しくお願いいたします。
陶器の修繕プロジェクト オーナーのフクモトです。いつもありがとうございます。こちらの活動報告では毎日一品ずつ、お直ししたお品をご紹介したいと思います。▼豆皿・弁柄漆仕上げ▼個人のお客様からお預かりしたお皿です。豆皿の縁に欠けがありました。欠け部分は石粉と漆を混ぜたパテで埋めています。絵柄の色味に合わせて、弁柄漆で仕上げました。漆ならではの奥深い艶やかさです。・・・明日も漆仕上げのお品を一品、ご紹介いたします。引き続き宜しくお願いいたします。
陶器の修繕プロジェクトオーナーのフクモトです。プロジェクトを開始して10日ほど経過いたしました。お気に入り登録や、シェアなどをしていただきありがとうございます。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。さて、今日から活動報告を更新してまいりたいと思います。トップの写真は、今年の一月に作った七草粥なのですが、器は黒漆を使って割れを修繕した二階堂明弘さんの黒鉢です。ご覧いただくと、黒色の線が見えるかと思います。器の凛とした空気感を乱さないように、黒漆で仕上げました。金属粉を蒔いて仕上げる金継ぎや銀継ぎが有名ですが、このように金属粉を蒔かずに漆のみで仕上げる修繕も、素朴で渋くて、大好きです。今日から毎日一品ずつ、お直ししたお品をこちらでご紹介したいなと思います。▼薄鉢皿・黒漆仕上げ(マット)▼飲食店様からお預かりしたお皿です。複数の割れと、パーツが無く大きく欠けた箇所がありました。ゆっくり時間をかけて接着し、欠け部分は石粉と漆を混ぜたパテで形をつくりました。何層も漆を重ね、ラインと欠けの表面を滑らかにしていきます。シャープな器の雰囲気に合わせて、マットな黒漆で仕上げました。・・・明日も漆仕上げのお品を一品、ご紹介いたします。引き続き宜しくお願いいたします。