みなさま、はじめまして。
今回『負けるデザイン』で白坂幸太の執筆を担当している、いとりんこと糸島里佳です!
幸太(著者の間ではすっかり呼び捨てです)のエピソードは、うえさまといっしょに書いています。
私たちが担当する幸太は、やる気はあるのに今までイマイチ結果が出なかった、主人公の4人のデザイナーの中で唯一の男性です。
明るくて年上からも可愛がられる、ラーメン大好き男子。
お話の前半(私が執筆)は、初めて大きな案件を任された彼が張り切って作ったデザインを提出したけれど…というもの。
そして、後半(うえさま)が書いているお話は、前半で少し自信がついた幸太が次のしごとでうっかり…です。
あぁ、おバカな幸太(笑)書けば書くほど、幸太の性格がはっきりしてきて、もうかわいい弟のよう!よくうえさまと二人で「幸太は絶対○○だよね!」「あー、わかる!」と盛り上がっています。
今回、『負けるデザイン』の話が出てきた時、絶対執筆メンバーに入ろうと思っていました。
というのも、その直前、サロン外ではあるんですが脚本作成講座を受けていたんです。
そこで「自分で話を組み立てること」がすごく楽しくて。1カ月で本当に書き切れるか、という不安はあったものの、やりたい気持ちが勝っていました。
いざ書き始めるとその不安とうらはらに、とても楽しかったです!
ただそれは、前田さんの失敗エピソードというお話の軸になるものがあるからかなとは思います。でも、だんだん活き活きとしていく幸太は、書いていてとても面白い人物です。
そして今、小説がかなり完成に近づいてきているのですが、少し困ったことになっています。
自分が書いている話の中で使うアイテムを作りたくなっています。いや、もう作ってます。
なんとなくでもアイテムを再現し、話にリアリティを出すためという名目はありますが、完全に横道です。でも、やっぱりアイテムを作ることでイメージをしやすくなった気がしています。
私が前田デザイン室に入会してもうすぐ2年。
これまでいくつか大きなプロジェクトがありましたし、こんなにガッツリ関わったのはこの『負けるデザイン』が初めてです。
執筆もクラウドファンディングもあと少し!最後までよろしくお願いします!
糸島里佳