こんにちは。
『負けるデザイン』に執筆で参加している光井です。
今回は、小説の舞台である会社のロゴ制作についてお伝えします。
怒涛の小説執筆スケジュールが終わり一息ついた頃、執筆者に向けて「小説の舞台である会社のロゴを作成するためのヒアリング会に参加してほしい」と連絡がはいりました。
クラウドファンディングのリターンとして、全支援コースについている「負けるデザインしおり」。そのデザイン案として会社の名刺が有力候補にあがり「リアリティ追及のために会社のロゴを制作するので、執筆者にも意見が聞きたい」とのことでした。
しおり案を作ってくださったはっちーさんが、ロゴも作成をしてくれることになりました。
はっちーさんは神がかった行動力で、事務所のリアルな俯瞰図を作成してくれています。
そのときの記事はこちらです。
舞台のオフィスの間取り大公開!リアリティ溢れる小説を目指しました!
ロゴ作成のヒアリング会では、みんなが思っている会社のイメージ共有をおこないました。
主人公4人が勤める会社・ハウテボランテの設定はこちらです。
はっちーさんが用意してくれた資料をもとにヒアリング会が始まりました。
「改めてハウテボランテとはどんな会社?」
「どんな印象を持たせたいですか?」
・価値のわかる大人の女性に価値あるものを
・メイクを武装として使う女性
・大人っぽさもありつつ華やか
・凛とした感じ 、自立している
・格式高い
・耐久性があるデザイン
・暗めの紺
・ナチュラルなんてもってのほか
・リラックスなんていらない
・女の最前線にいる!!
・女にモテる女
質問に対して参加者からの意見がたくさん出て、勢いよく埋まっていく意見記入欄。
執筆中は何度も設定資料を見返していたので、ハウテボランテについてイメージは出来上がっていました。愛着をもって想像していたからこそ、黙ってはいられません。
「ナチュラルなんてもってのほか!」とサブリーダーのなりりさんが言っていましたが、私も激しく同意。
「こんなロゴは嫌だ、どんなロゴ?」
まるで大喜利のお題のようですが、「嫌だ」のようなネガティブな気持ちは問題を見つけやすいので大切です。コンセプトワークでもやりましたが、悪口や良く思っていないこと、嫌いなことを正直に吐き出すと本質に近付きます。
・安っぽい
・ごちゃごちゃしてる
・可愛い
・優しい感じ
・弱い、丸っこい
・変にイマっぽい、流行りっぽい
・透明感!!!!
ナチュラルに続き、透明感も否定。
イメージモデルとして例をあげるなら、石田ゆり子さんではなく米倉涼子さんです。
凛として女らしくて、それでいてかっこいい重厚感がある。そんな会社イメージを共有できたヒアリング会になりました。
それからはっちーさんが4つのロゴを作成してくれました。
<A案>
<B案>
<C案>
<D案>
ロゴの本を読んで勉強するところからはじめたというはっちーさん…クオリティ高すぎませんかっ?!
みんなの意見を踏まえてBとDをブラッシュアップしていくことに。今も前田さんのフィードバックを受けながらロゴ作成中です。
皆さんのお手元に届く時にはどんな名刺が届くのでしょうか。
楽しみにお待ちくださいませ。
負けるデザイン 小説チーム 光井