遂に、ラーニングセンターの外壁のペイントが完了しました。
全く絵心のない私…果たしてどうなることやらと不安もありましたが、ボランティアを申し出てくれた仲間にイメージを伝えたら、こんなにも素敵に描いてくれました。
部屋の中も子ども達と協力しながらお片付け。たくさんの寄付をいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
文房具、楽器、知育セット、本…どれも、子ども達が学ぶのに大切なものばかり。一つひとつ丁寧に空拭にして、整理整頓しました。
お片付けの合間には、かけ算に挑戦。日本では小2で暗記する九九だけれども、みんな算数は苦手。ましてやこの3年間、勉強からかけ離れてしまった子達。最初は適当に答えていました。『掛け算=暗記』だった私。さぁ、どうやって教えようか…正直悩みました。最初はホワイトボードを使って書く所から。そして、一緒に教えてくれたフィリピン人の仲間からもアドバイス。すると、コツを掴む子が1人、2人…
次第に自分で考えようとする姿が見えてきて、正解したときの眼の輝きは言葉になりませんでした。これこそ、理想の学び場。私たちは、ほんの少し手を差し伸べただけ。それでも子ども達は『興味をもつ→分かるようになる→楽しい→もっとやりたい』と、どんどん変化していきました。
問題出してー!と言われ続け、気が付けば辺りは真っ暗。今回はバタバタしていて読み聞かせが出来なかったのですが、子ども達からは『明日は読み聞かせ?』と質問。みんな、次のストーリーを楽しみにしています。
ソーラーパネルの設置やインターネット接続などが残っていますが、ラーニングセンターらしくなってきました!
改めまして、ご支援本当にありがとうございました。引き続き応援よろしくお願いします。
ラーニングセンタープロジェクト
渡部 歩