2017/12/21 21:26

本日はのご紹介は四万温泉の地酒『四万の一雫』でございます。

平成21年、もう今から8年も前のことになりますが、四万温泉の名物となるような地酒を作りたいと、四万温泉協会青年部と牧野酒造さんが協議を重ね、美味しいだけではない、四万温泉らしさのあるこだわりを持ったお酒が出来ました。

当時の写真、四万温泉のメンバーも若いです。

 

毎年、一年で最も寒いとされる「大寒」。そしてこの日に行われる、冬だって楽四万Night関連イベントの「湯立祭」をもって、今年の新酒が解禁となります。発売以降、毎年限定生産ながら春先にはほぼ完売という、冬の四万温泉とは切っても切れないお酒でございます。

≪こだわり①≫ 原料米『玉苗』
四万の地酒と名乗るからには「四万らしさ」のある原料米を・・・

『四万の一雫』の原料となる酒米は酒造好適米とされている「玉苗」。四万の清流・四万川の水が注がれる「美野原(みのばら)」という地区で育てられています。

四万の清流をたっぷり吸い込んだ「玉苗」、ぜひその豊かな香りをお楽しみください。

≪こだわり②≫ 純米酒にこだわりました!

こだわりの酒米を使う以上、お酒は純米酒以外考えられませんでした。
お米の旨みを十分に活かす為にお米以外の余計な物は足さない。
しかし、お米を削りすぎて味が薄くなったのでは意味がない。
蔵元と協議の結果、精米歩合60%で仕込むことに決まりました。

 


≪こだわり③≫ 生酒にこだわりました。

お酒のできたての風味は最高です。お酒の保存性を高めるために"火入れ"と呼ばれる加熱殺菌を行うと、その香りや風味が失われてしまいます。その為に、四万の一雫は一度も火入れをしない『本生』にこだわりました。
 その為、酒蔵での仕込みからお客様の口に入るまで、徹底して温度管理をしています。
だから、温度管理に責任を持てない店頭販売は致しません。四万温泉の旅館や飲食店で、すぐにお召しいただける状態でのみ提供させていただいています。

 

≪こだわり④≫ 酵母にもこだわりました。

酒米も四万の水を使った群馬産。水の榛名山伏流水で群馬産。お酒を造ってくれる酵母も群馬G2酵母という群馬県独自の酵母を使って仕込みました。

 


≪その他のこだわり。≫
・美味しいお酒をつくってくれる酒蔵。

⇒■『大盃』蔵元 牧野酒造様

 (鑑評会・品評会受賞歴多数!http://makino-sake.co.jp/ )

 

・品質に責任の持てる数として"1,500本限定"の生産にしました。(平成28年度以前は1,000本限定・裏ラベルに通し番号がふってあります)

・また、口を開けたらのみきっていただきたいと少容量の小瓶にしました。
・ラベルも四万温泉らしいものにしたい。

須賀りす様作 『四万温泉 湯けむりの里』と四万の一雫 ラベル

 

是非、この冬は四万温泉へ限定酒「四万の一雫」をお試しにお越しください。