ミャンマー手仕事のお店Sapibi(サーピービー)
ミャンマー手仕事のお店Sapibi(サーピービー)の店主をしています、midoriです。
私がヤンゴンかるたを知った頃、メンバーの皆さんは作成中だったかるたの札の内容を話し合っていました。あっという間に多くの人を巻き込むプロジェクトになり、応援をこえて尊敬の気持ちでいっぱいです。
Sapibiはミャンマーの手仕事を集めたセレクトショップです。今回はリターンとして、5つの素敵な木工品を紹介させてもらいました。フライ返し、しゃもじ、小鳥の靴べら、にぎり星、もみ木です。
どれも生産地はミャンマーの古都バゴー。日本の木工家の指導を受けスキルアップに励む職人さんたちが1つ1つ手づくりしたアイテムで、手にとればその丁寧で上質な手仕事を感じていただけるはずです。
スキルアップに励む職人さん、そして魅力的な手仕事
2月の政変からミャンマーを知る方にとっては、バゴーは4月に一夜にして多くの命が失われた場所かもしれません。でも現地には、今もこんなに素敵な商品を届けてくれる職人さんたちがいることをぜひ知ってほしいと思います。
ミャンマーには130以上の民族がいるとされ、豊かな文化や良質な素材による手仕事がたくさんあります。Sapibiは個人の小さなお店ですが、日本人のセンスや生活になじむ上質な商品を現地で大切に買いつけて、その魅力をぎゅっと詰め込みました。
現場の主役はいつも現地の人々
私は、国際協力の仕事を通じてミャンマーと出会いました。現場の主役はいつも現地の人々です。支援させていただく方々や地域はもちろん、一緒に働くローカルスタッフの力が引き出される瞬間には小さな感動があふれていました。
駐在を終えたあと、自分のミャンマーの窓口を広げていきたいと思いSapibiを開きました。ヤンゴンかるた代表の優那さんが「きっかけは何でもいい」とどこかに書いていましたが、私もそう思います。
かるたや、どれも素敵なリターン品のなかで、皆さんのお気に入りのミャンマーがきっといくつも見つかっているのではないでしょうか。Sapibiもそのお手伝いが少しでもできているのであれば、とても嬉しいです。
(midori)