パン屋になるまでの道のり
前回の続き。
宮崎県農業試験場の生物環境部で
採用してもらったものの年度が変わり
採用してくれた部長が移動になったこと
そして、長男の妊娠が分かり
約4ケ月ばかりしか働けませんでした。
長男を出産後
続けて翌年、次男を出産しました。
次男がご飯を食べれるようになった頃
体に発疹が出て 痒がったため小児科に連れて行きました。
診察の結果、卵アレルギーと診断を受け
食事を卵完全除去食にするよう指示がありました。
次男の卵アレルギーがきっかけで
マクロビオティックを知り
(基本、乳製品を使わない玄米菜食の食事法)
そして、最低限の材料(粉、水、塩、酵母菌)で作る
天然酵母パンを知ることになります。
子供を出産後
実家によく帰省していた私は
地元・逗子や鎌倉、葉山にある
自家製酵母で焼くパン屋さんを巡ります。
今まで、食べていたフワフワのパンとは全く違う
そのどっしりとし存在感
噛みしめると味わい深い
シンプルなそのパンにすっかり魅了されました。
ですが、宮崎に戻ると
私が求める食べたいパンがなかなか見つからず
自分で作り始めることになりました。
次回に続く。