こんにちは!インターバンド学生インターン生(ボランティア)の黒田です。インターバンドではイベント企画とクラウドファンディングを担当しています。
10/8から始まったクラウドファンディング、すでに15名の方から全体の6%のご支援をいただいています。本当にありがとうございます。
ミャンマーではクーデター以降の混乱に加えてコロナ感染拡大など様々な困難が人々の生活を圧迫しています。
その中でも最近人々を悩ましているのがインフレによる物価の上昇です。
2月1日のクーデター以前までは、1ドルあたり1400チャットであったが、9月末には1ドルあたり3000チャット近くに到達するなど、チャットの価値の低下が進んでいます (Myanmar Now.2021.9.30)。
ミャンマーの人々の食卓にもダイレクトに影響を及ぼしています。
6月~7月のカレン州ではミャンマー料理に欠かせない食用油が23%、ひよこ豆が22%値段が上昇しているとのことです。現在ではインフレの影響もあり、さらに物価が上がっていると予想されます(reliefweb.2021.9.6)。
これらは都市部の話です。
国内避難民の人々は、山中のキャンプで生活を送っています。
避難先では十分な食糧が確保できないため、都市や街で調達することも多いとのことです。
しかし、このままインフレが続けば、食糧を得る資金も尽きてしまう恐れがあります。
今でさえ、避難先では食糧不足が叫ばれているのに、物価上昇によって食べることさえできなくなる危険性が高いのです。
だからこそ今、物資を届ける必要があります。
皆様の支援が今すぐにでも必要です。
引き続き、情報の拡散と温かいご支援をよろしくお願い致します!
【参考資料】
Myanmar Now.2021."Kyat continues freefall as Myanmar faces full-blown currency crisis"
Relief Web.2021. "Myanmar Market Price Update (July 2021)"
https://reliefweb.int/report/myanmar/myanmar-market-price-update-july-2021