こんにちは!
ヤンゴンから、工藤絢花です。
皆様から心温かいお言葉、ご支援を頂き、毎日感動しております。
ミャンマーのイラワジ管区の子どもたちにとって、皆さんの温かいご支援はとても貴重なものです。
\ミャンマーよりニュース/
11月1日に教育省が全国の学校の再開を決定しました。制服を着て学校に向かう子供たちを何度かみて少し嬉しくなりました。しかし、現実はそう簡単ではありません。
学校に行かせるのが不安な親たち
多くの親御さんは、この不安定な情勢の中、子供たちを授業に参加させたくないと思っています。ミャンマー国内各所で起きている爆弾事件などは学校や教育施設付近でもお来ています。このように予測できない事件に巻き込まれるのではないかと恐れています。また、ほとんどの学校が国営であるため、軍事政権が運営する学校に子どもを通わせたくないという親もいます。ワクチンが手に入らないため、COVID-19のパンデミックを心配している人もいます。
子供たちは、学校に行く代わりに、兄弟の世話をしたり、親を助けたり、外で遊んで時間を過ごしています。このような経験も、子どもたちにとって重要ですが、すぐに勉強を再開しなければ、子どもたちはさらに勉強する意欲を失ってしまうでしょう。このような子どもたちに識字能力などの基本的なスキルが備わっていなければ、彼らの将来は深刻なリスクにさらされます。
子どもの両親は、教育によって子どもたちが貧困の連鎖から抜け出せることを理解しなければなりません。すべての子どもには教育を受ける権利があります。子どもたちの将来に責任を持つのは誰なのか、ということを自問する必要があります。
困難な時期に努力を止めるべきではありません。私たちが変化を起こすことができるかどうかは、私たち次第なのです。
皆様のご協力のおかげで、予定していた数よりも多くの絵本を用意することができそうです。
現在、翻訳作業を進めており、来週には印刷を開始します。
来週、現地の印刷会社がサンプルを印刷し、予定通りにいけば、第一弾として合計10校の学校に配布されます。これらの学校は、本当に出席率が低いです。中には、2年前に比べて5%しか生徒がいない学校もあります。
絵本で子どもたちの教育支援、どうかご協力をお願いします。
ARTIC 工藤絢花