今回はクラウドファンディグのリターン品に含まれる種子島焼を作陶されている、住吉窯の山本さんにお話をうかがいました。 種子島焼の特徴は、種子島にある鉄分を多く含んだ土を使うことで、固くて丈夫な陶器ができるだけでなく、その天然の鉄分がつくりだす濃密な茶色の彩りが風情と重厚感をかもし出すこと、とされています(西之表市観光サイトより引用)。 種子島は鉄分豊富な土を有しているだけでなく、砂浜には砂鉄が多く含まれています 『あずまや』では、この種子島焼のタイルを使って、キッチンの天板や壁など、いたるところに種子島焼を取り入れていく予定です。「こういう所に使ってみるのもいいんじゃない?」というアイディアをお持ちの方は、是非コメントかメッセージしていただけると大変ありがたいです! みなさまにご宿泊したいただくときに、このあたたかみを共有できれば嬉しく思います!お子さんをお連れの方は、どこに種子島焼があるのかを探し回るのも楽しいかもしれません♪ また、住吉窯では陶芸体験(要予約)も行なっているそうですので、あなただけの陶器を作ってみてはいかがでしょうか^ ^
先月も種子島に行ってきました。 今回は草木染めアクセサリー作家をお招きしました!「草木染め」とは、花びらや果物・野菜の皮といった天然のものから色素を抽出して、染色する(色をつける)ことです。 ここ『あずまや』にある植物を使って、糸を染色してみました! まずはツバキの花びらを水とレモンの絞り汁を入れたビニール袋に入れて揉んでいきます(写真左)。 しばらく揉んでいくと、だんだんと水が濃い赤色になってきました(写真真ん中)。 抽出した染料を容器に移し、しばらく糸を浸け置きしてみます(写真右)。 ツバキの染液に浸け置きすること、数十分。できあがったのがこちら!!! 糸の種類や浸け置きする時間の違いで、染め上がりのいろもだいぶ変わっていることが分かるかと思います。また、使用する花びらの状態もひとつひとつ異なりますので、天然染料で仕上がったモノすべてが一点ものとなります。 『あずまや』では、植物から色を抽出し、実際に糸や布を染めたものでアクセサリーを製作するというワークショップも開催予定です。今後も草木染めに関する記事を載せていきますので、お楽しみに! クラウドファンディングのほうも3割近い達成率となっています。本当にありがとうございます。 皆様からのご支援と期待に沿えるように、これからも頑張ってまいりますので、よろしくお願い致します。
過去の記録になりますが、これまでに行ってきたことを少しずつ紹介させていただきます! 昨年末に内野と島外でそれぞれの分野で活躍するプロジェクトメンバーで種子島に行ってきました。今回、種子島に渡ったのは、インテリアコーディネーター・写真家・リサーチャー・大学院生といった個性豊かなメンバーが揃いました。それぞれの持つ力を融合させて、プロジェクトにどのような刺激が加えられるのか、を楽しみにしながら活動が始まりました! 種子島に到着した私たちは、早速『あずまや』へ。 荒れ気味だった『あずまや』の庭を手入れするために、みんなで雑草抜きや建物に影響を及ぼす恐れのある樹の撤去作業などを行ないました。ご近所様のご指導のもとで進めることができ、庭がどんどんきれいになっていきました。 また、所有者さんが大切に育ててきた植物のうち、現存するものの調査も行なった結果、なんと157種類もの植物がありました!!! 所有者さんの愛がこもった家を、泊まれる植物館『あずまや』として再生させるために、これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願い致します!