プロジェクトオーナーの佐々木 孝です。
プロジェクト終了後にも温かいメッセージや労いのお言葉をありがとうございました。
金紋秋田酒造は皆様へのリターン準備を進めつつ、今月からいよいよ本番、お酒の仕込作業が始まりました。コロナの影響もあり、通年よりも少ない数量の造りにはなりましたが、新しい杜氏と、スタッフも一新してのスタートとなり、その分集中した酒造りになると思います。
新しいメンバーを迎えたとはいえ、蔵人の人数が少ないため、私も白帽子、作業着姿で杜氏と一緒になって酒造りに参加しています。杜氏は初めて作業する蔵なので、昨日も夜の12時近くまで麹のお世話をしておりました。麹には繊細な温度管理が求められており、麹の生育状況をこまめに管理することが、美味しい熟成酒造りにも繋がるのです。酒造りは7割がその作り手の個性と人間味を反映します。新しい杜氏の真摯な酒造りへの姿勢が、どう味わいに出てくるのか、そしてこのお酒もまた今後どのような変化を遂げていくのかもとても楽しみです。
秋田も12月に入り本格的な寒さが続いていますが、気温や天気の変動が大きい冬になりそうです。その分腕が試される酒造りになると覚悟して、蔵人一同頑張って参ります。
今年の冬は酒造りとYAMABUKI樽熟成の準備に向けて忙しい日々になりますが、またみなさまに進捗がありましたら、こちらの活動報告で報告させて頂きます。
これからも金紋秋田酒造をよろしくお願い申し上げます。