こんにちは!事務局ゆりです。
おとなの図工クラブの活動が気になったら、ぜひインスタグラムも覗いてくださいね。
アカウント名は@otonanozukoclubです。
ストーリーズのアーカイブをご覧頂くだけでも、ワークの様子がわかります!!
さて、今回はワークご経験者のさとしさんにお話を伺いました。
さとしさんは、あるイベントで、おとなの図工クラブに出会いました。
偶然の参加から、ワークで絵を描き始めたら、これだ!と発見があったそうです。
Q. はじめてワークに参加した時のこと、覚えていますか?
A.山のイラストが描いてある紙に、
「今の自分が得たいもの」を火山の噴火に例えて欲望を描き加えていくワークでした。
一本線を描き足した途端に、わーっと想像力が広がって、何色も使いながら線を描き足していったことをよく覚えています。自分の気持ちが表れている時は、手が勝手に動くんです。その時にぼんやりと考えていたことが整理できて、すごく腑に落ちたことを覚えています。自分の本当の気持ちが現れている作品ができた実感があったので、SNSのプロフィール写真にもしましたし、今も見える所に飾っています。ふとした時に見返して、その時の気持ちに立ち返っています。
Q. はじめからスムーズに描けていたようですが、絵を描く習慣はありますか?
A. 元々絵を描く習慣はなかったですね。何か整理したい時に、たまに文字で書き出すこともありますが。すぐにテーマを与えられて描く、というよりは、はじめは短い時間でお題に対して絵を描く準備運動のようなものがあったので、抵抗なくワークに取り組めました。
Q. 絵で自分のことを整理する魅力って何でしょうか?
A. 純粋に楽しいし、自分ってこんな絵を描くんだ!という発見もあります。それに、一緒にグループワークに参加した他の人の発表を聞いて、違う観点にも気づくことができておもしろいですね。描いた時と、時間が経ってから見直す時と、感じ方も違うし、何度か参加していると、その時々で色遣いや描くものの違いも感じます。
私は、描いてととのう、という表現はとても共感できるし気に入っています。
今は特に環境が変わって、ととのっていない人も多いと思います。でもカウンセリングに行くほどでもないし、身近な人に頼れないこともありますよね。会話や文字とは違って、絵で描く分には、説明しないと自分にしかわからないので、都合がいいことも。私みたいに飾っておいても、家族は何を表現しているのかは、わかっていないはずです。
何より、描いてわかることが多いので、言葉では表しにくいですね。
まずは参加してみることをオススメします!
さとしさんは、初回の参加以降も、色々なワークに参加してくださっています。
回数を重ねているからこそ、今回は考えすぎてピンとくるものが表現できなかったな、と感じる場合もあるそうです。同じテーマでもその時の自分のコンディションや考えていることによって色遣いや描くものも変わってくるので、発見も多いはず。
現に私も長く参加していると、いつもと違う絵を描いたね、なんてコメントをもらうこともあります。しばらく女性目線の感想が続きましたが、男性目線の感想も新鮮でしたね。
さとしさん、ありがとうございました!