「クラウドファンデイング終了まで残り2日」。
本日、企業向けワークショップをご購入いただき、キャンペーン成功することができました。
ご支援いただいたすべての皆さまに深くお礼申しあげます。
本当にありがとうございました。
この期におよんで、最後のお願い!?なのか…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「しみずノーギャップダンスパレード」だけでなく、今後も多くの人達とダンスの喜び、豊かさを分かち合っていけるよう尽力していきたいと考えています。
そのために、私たちの活動に少しでもご理解いただけたらと思います。
ダンパレチーム、最後まで戦います。
さて、昨日、くろだまが、静岡でコンテンポラリーダンスの全国巡回公演「踊りに行くぜ!!」(JCDN主催)について書いてくれました。
まず、チケットを売ることや静岡出身のダンサー発掘に苦労したことが思い出されます(笑)。メジャーではないコンテンポラリーダンスでしたが、観た人の心に、確実に何かを残していることに支えられ活動していました。
そして、この活動がブレークスルーを迎えたのは、2009年、清水文化センターで行われた「踊りに行くぜ!!vol.10」でした。主催が公共ホールに移ったことで、市民参加作品を創ることができたのです。静岡初の市民参加ダンス作品の振付・ナビゲートはコンドルズの近藤良平さんでした。参加者集めには結構苦労しましたが、それでも17人の男女が集まってくれ、公演のオープニングを飾ることができました。
実は、私は大人になってからモダンバレエを始めたのですが、何というか、子どもの頃からバレエを習っていた人たちとは、もうスタイルもテクニックも違いすぎて、踊るということが、自分自身に寄り添ってくることはないと感じていたのです。
しかし、近藤良平作品を踊った17人は、ダンス経験の無い人もいたのですが、とても魅力的に身体の芯から踊り、何よりも心底踊ることを楽しんでいました。
「あ~、こんな風に楽しんで踊って良かったんだ。」と私は目からウロコというか、何か今までとても勿体ないことをしてきたような気がしたのを覚えています。
それから「コミュニティダンス」の活動が始まり、多くの市民参加作品を創ってきましたが、それがここまで続いてきたのは、静岡で活動してくださったアーティスト(王国大臣)の真摯で、ダンス経験のない人達に対しても対等に相手を認め、肯定したくれた姿であり、何より作品を踊ってくれた人達の姿だったと思います。
忘れられないシーンは沢山あります。子どもたちの可愛らしさもそうですが、70代後半のシニアチームの深遠で美しいダンスや大人の女性の花が咲くようなダンス、おやじたちの純粋で可笑しさに満ちたダンス、それらを見ると、誰の身体にもその人固有の魅力があり、それぞれの年代にそれぞれの意味や美しさがあるのだということを感じました。
そして、昨日のくろだまの活動報告を読んで、一つ気付いたのですが、くろだまが、独身時代に「踊りに行くぜ!!」の制作をし、ダンスパレードに子どもを連れて参加する。そんな人生のストーリーがあるように、ダンス作品に参加した一人一人にその人だけの物語があったのだと思います。
踊る現場に立ち会って、踊る人の身体からその人だけの物語を受け取っていた。たぶん、そのことがずっと背中を押していてくれたのだと思うのです。
12/17の「しみずノーギャップダンスパレード」は、1日ないし2日の練習で行うフラッシュモブではありますが、それでも参加してくださった一人一人が魅力的に輝く瞬間になるよう準備していこうと思います。
「クラウドファンデイング終了まで残り2日」
最後まで皆さまのご支援をお願いいたします。