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「捨てられるいのちを減らし、猫の笑顔を増やしていく」森のごちそう誕生

猫にとってスーパーフードと言われているシカ肉・イノシシ肉。でも日本では害獣として年間124万頭が捕獲されているにも関わらず9割が破棄されています。いのちをムダにせず、それを愛する猫の“ごちそう”として利用をしています。

現在の支援総額

617,542

277%

目標金額は222,222円

支援者数

180

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/26に募集を開始し、 180人の支援により 617,542円の資金を集め、 2021/11/22に募集を終了しました

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現在の支援総額

617,542

277%達成

終了

目標金額222,222

支援者数180

このプロジェクトは、2021/10/26に募集を開始し、 180人の支援により 617,542円の資金を集め、 2021/11/22に募集を終了しました

猫にとってスーパーフードと言われているシカ肉・イノシシ肉。でも日本では害獣として年間124万頭が捕獲されているにも関わらず9割が破棄されています。いのちをムダにせず、それを愛する猫の“ごちそう”として利用をしています。

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年間124万頭の鹿や猪が捕獲され、9割が破棄されている。ネットのニュースで見たことがある方もいると思います。ただ、猟師さんも農家さんも含め、誰一人として命を無駄にしていいだなんて思っていません。この9割の破棄処分は、ある意味、仕方がないことでもあるのです。

私たちはこの事業をスタートする上で、有害駆除、狩猟、について根っこから理解する必要があると思い、インターネットで調べたり、人に話を聞いたりするだけでなく、実際に狩猟免許を取得し、一員として有害駆除を体験してきました。

 一年ほど体験し「なぜ、捕獲された鹿、猪が9割も破棄されているのか」その理由をシェアします。

9割が破棄されてしまう最大の理由。

一言でいうと狩猟は、本当に、本当に、大変だから。鹿を活用しようとすると、体力も、時間も、手間も想像以上にかかります。そして、狩猟は下手すると猟師の命も奪われる可能性もある危険な仕事です。畜産とは異なり、野生の鹿は山の中。険しい環境の中で、捕獲しなければなりません。商品として世に送り出せるクオリティを担保することはとってもハードなことなのです。

 サボることが許されない毎日の罠確認

鹿を捕獲するには、罠を仕掛ける必要があります。例えばくくり罠。一人の猟師さんが設置するくくり罠は数十箇所にも上り、そこに鹿がかかっているか毎日確認しにいかなければなりません。暑い夏の日だと鹿が熱中症で死んでしまったり、逃げようとして絡まって閉まったりするため、毎日確認しなければいけません。発見した時に死んでいる鹿は、商品にはできないため、1日2回確認しにいく人もいます。

そして、罠は斜面のきつい山中にあり、罠にかかっているか確認する作業だけでも、毎日、時間と体力が必要なのです。

生きようと必死の鹿を捕獲する

罠にかかった鹿の捕獲は、常に危険と隣あわせ。特に雄鹿は鋭いツノが生えているので危険。猟師がツノに刺される死亡事故が年間何件もあるほどです。鹿との呼吸を合わせ、一瞬の隙をみて捕獲。生きようと必死の野生の鹿を捕獲するには、力と技術が必要なのです。また、猟師は「できるだけ鹿が苦しまないように」捕獲を心がけますが、少しの油断が命取りになる場合もあります。

スピードと技術が必要な血抜きと捌き

捕獲した鹿がお肉として利用されるためには「血抜き」「捌き」この技術とスピードが大切です。商品として流通させるには鹿を加工所へ持っていき、止め刺しから2時間以内で内臓処理をしなければなりません。鹿は60kgを超えるものもあります。捕獲場所から加工所へ持っていくことは想像以上に大変です。特に捕獲場所は険しい森の中の場合など、一人で運ぶことはほぼ不可能で、何人か協力をしてもらいながら運ばなければならないのです。

鹿肉に価値を感じてもらい、みんなで活用率を高めたい

鹿肉は、猟師が命懸けで、体力と技術を使って新鮮なお肉にしています。鳥、豚、牛などの畜産とは異なり、現状は効率化が非常に難しい業界です。本当に想いがないとできません。そんな想いの強い猟師さんたちのおかげで、1割の鹿が活用されているのです。
鹿肉は鳥や魚に比べて確かに高い食材かもしれません。チェルシーズチョイス森のごちそうも、量販店で販売されているフードに比べたら非常に高級な価格です。しかし、少しでもその価値を認めていただき、猟師さんに稼いでもらい、大変だけど捨てるのではなく、活用できるように頑張ろう、と思ってっもらえる仕組みを築きたいと思っています。

大自然を駆け巡ったいのちを感じてほしい

  今となっては家の中で暮らすことが当たり前となった猫。でもきっと先祖は鹿と同じように大自然の中で暮らしていたんじゃないかなと思います。そんな猫にこそ、大自然を自由に駆け巡って育ってきた鹿の命をいただいて欲しいとおもいます。


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