今年も一年無事に終えることができてほっとしています。(最後の受け渡しが終えるまでは気が抜けないのですが(笑))
SUZUGORUPのおせちは「新しい新潟のおせち」
雪深い山古志でゆっくりと育てられた和牛を麹と香味野菜でマリネをして3日間かけて仕込むローストビーフや風の強いエリアで「干す文化」が特徴の新潟市西蒲区の割干し大根を使ったはりはり漬け、土垂芋という粘りの強い長岡市の伝統野菜を使った「のっぺ」という郷土料理をアレンジしたキッシュなど新潟の美味しさをぎゅっと詰め合わせたおせちです。
仕込みにも一つ一つ手作り。時間がかかりますが毎年生産者さんやお客様に感謝の気持ちとこの一年を振り返るために作っています。
この1年は怒涛の1年。5月には新婚旅行以来行ってなかった海外での経験。仕事として行くのはもちろん初めてイタリア ミラノ、ピエモンテ スペイン メノルカ、ビルバオ、バルセロナ、サンセバスチャンなど各地でいろんな経験をさせて頂きました。
メノルカ島のイベントに参加した映像はこちら。
世界で巻き起こっている食の未来を現場で体験し、ローカルフードを食べることがスタンダードであることや、食の楽しみ方を学び、そしていままで僕が継続してきたことも間違えでないと確信をすることができました。
その後、シェフの育成プログラムを立ち上げたり、フードツーリズムを仕掛けたり、居酒屋店舗のリニューアルオープン、11月イタリアローマでのイベント出店、12月にはクラウドファンディングの挑戦と一つの目標に向かい進んできました。
今回のクラウドファンディングの挑戦の目的は、資金集めではなくローカルから始まる食の取り組みを全国の皆さんに知ってもらいたいから。地道に積み重ねてきたこのプロジェクトも他県や他のエリアでも真似されるようなビジネスモデルを作っていきたいと思っています。それは、それぞれの地域の魅力をまずは地域が知るところから始める。それが持続性を生み出し、継承していける。それをしっかりと商流のど真ん中にもってくればそれぞれの地域が面白くなり豊かさと地域の価値に付加価値をつけられると考えています。
ただ、資金集めが目的ではないとは言え資金が集まることで注目される仕組みであるクラウドファンディングですのでその為に資金集めは重要ですし、資金が集まるということは商流になる!という意味でもあります。だからこそ、この時代には大々的な宣伝広告よりもクラウドファンディングのような仕組みでパドロンの皆さんと共にこの時代を切り開いていければと思います。
そして、2018年へ
地に足をつけて。
毎年毎年そうですが、地道にやり続けることが僕の得意なことです。失敗しても成功するまでやり続ける。ぶれない。よくばらいない。感謝する。
一日一日を大切に。
来年もよろしくお願いいたします。
いい年にします!!
ありがとうございました!!