私たちが本当に着たい服を届けたいNextoryプロジェクト

サステナブルな社会実現に向けて取り組む、複合専業商社 日鉄物産株式会社・繊維事業本部のモノづくりプラットフォーム「Nextory」。1回目のプロジェクトは、Nextoryに賛同した3人の女性たちが「本当に着たい服」作りに挑戦しました。地球にやさしく笑顔になれる服を、制作過程や想いと共にお届けします。

現在の支援総額

355,440

11%

目標金額は3,000,000円

支援者数

18

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/27に募集を開始し、 2021/11/30に募集を終了しました

私たちが本当に着たい服を届けたいNextoryプロジェクト

現在の支援総額

355,440

11%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数18

このプロジェクトは、2021/10/27に募集を開始し、 2021/11/30に募集を終了しました

サステナブルな社会実現に向けて取り組む、複合専業商社 日鉄物産株式会社・繊維事業本部のモノづくりプラットフォーム「Nextory」。1回目のプロジェクトは、Nextoryに賛同した3人の女性たちが「本当に着たい服」作りに挑戦しました。地球にやさしく笑顔になれる服を、制作過程や想いと共にお届けします。

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新潟県見附市の丸正ニットファクトリーに訪問!!活動報告レポートにてファッション業界の解決するべき課題について書かせて頂いておりましたが今回は先日、クリエイティブパートナーの林さんと宮城さんが丸正ニットファクトリー株式会社様に訪問し、ニットが実際に編み立てられていく工程を見学してきましたのでそちらの報告です!↓動画がございますので是非ご覧ください。丸正ニットファクトリーさんのような非常に高い技術を持っている縫製・編立工場は 国内にはたくさんありますが工員さんの高齢化・後継者不足が深刻化しております。こういった高い技術が衰退して失われることがないように、国内の繊維産業にスポットを当て、消費者の皆さんにメイドインジャパンのすばらしさを伝えていくこともNextoryの存在意義の1つだと考えております。田村


イギリス高級ファッションブランド売れ残り焼却問題イギリスを代表する某有名高級ファッションブランドが、自社の商品が安い値段で市場に出回ることでブランド価値が下がることを防ぐために数十億円にも上る額の売れ残り品を焼却していたことが世界的に問題となりました。当時、ブランド価値を保護するために同様の手段をとっていたラグジュアリーブランド企業は少なくなかったためインパクトはとても大きく、在庫を出さずに商品を生産していくということがファッション業界の達成すべき目標の一つとなりました。国内のアパレルの現状国内のアパレル製品年間供給がおよそ29億点なのに対し、アパレル製品年間消費数量は約14億点とその差15億点が売れ残ってしまった余剰在庫となっております。参照:https://c-fine.jp/magazine/sustainability/在庫問題を解決するには消費される分だけしか製品を作らないことが求められます。したがって、在庫問題を解決するための有効な手段の一つとして完全受注発注形式が挙げられます。通常、アパレル製品の販売までの流れとしては企画→サンプル作成→見込み数量で発注→生産→通常値段で販売→値引き販売→売れ残れば在庫が一般的ですが完全受注発注形式は受注頂いた数量しか生産しないため在庫0を目指すことができます。一方で完全受注発注形式はアパレル製品には難しい部分も多いです。例を挙げると受注時期と実際に商品が手元に届くまでの時期が大きくずれます。そのため、消費者が例えば今の季節が夏なのに冬向けの製品を選ばなければならなくなり、購買意欲が削がれ、結果として商品が売れないことにつながります。完全受注発注形式の実施、それに伴う課題克服のための仕組みづくりもNextoryの重要な責務かと考えております。田村


ファッション業界が引き起こしている環境への影響ファッション業界の解決すべき問題と題して前回は労働問題について取り上げました。サステナブルな社会実現のためには労働問題の解決も重要なことだということが分かって頂けましたでしょうか。今回はファッション業界が環境へ与えている影響についてご説明させて頂こうと思います。世界で起きている主な環境問題として挙げられるのが下記5つです。①地球温暖化②海洋汚染③水質汚染④大気汚染⑤森林破壊このうちファッション業界は程度の差はあれど全ての環境問題に関与しているといえます。産業が原因となった世界中の水質汚染のうちの20%海中のマイクロプラスチックのうちの35%人間の活動で排出される二酸化炭素のうちの10%これらはすべてファッション業界が原因となっており、ファッション業界は世界で2番目に環境負荷の大きい産業と言われています。環境問題を改善するためにNextoryのできることNextoryを運営する日鉄物産株式会社では様々な環境負荷の優しい素材・技術の開発に努めております。例えば。。。・フッ素を使わない撥水加工技術(フッ素はほとんど分解されないため環境に残ってしまう。)→kamala・回収したニットを反毛し、紡績することによってできた糸→BRiCOこういった素材や技術をNextoryを通じて自分の作りたい服が具現化されていく過程で幅広く提案することができます。次回は在庫問題についてお話しさせて頂きますのでお気に入りに追加して頂けますと幸いです。田村


「ラナ・プラザ(RANA PLAZA)の悲劇」2013年4月24日、バングラデシュの首都ダッカ近郊で複数の縫製工場が入った複合ビルが崩落し、死者1000人以上、負傷者2500人以上を出す大惨事が起きた。ビルの名称から「ラナ・プラザ(RANA PLAZA)の悲劇」と呼ばれた。ラナプラザの悲劇はアパレル業界全体の利益追求の姿勢が招いた事故でした。より低価格でより大量に生産することを目指した結果、現場で働く労働者に大きな負担をかけていました。ラナプラザに入っていた工場は、世界中の様々な有名ブランドの受注を受けていました。安価な人件費を求めてこれらの工場に受注をしていた結果、このような悲惨な事故が起きました。この事故は、アパレル企業の社会的責任に注目するきっかけになったのです。参考:https://sustainablejapan.jp/2015/08/24/ranaplaza/18224ファッション業界における労働問題ファッション業界における大きな労働問題として以下の3つが挙げられます。◆児童労働服飾産業はスキルがなくてもできる仕事がたくさんあり、またその多くが大人より子供のほうが向いているので児童労働が多い。◆強制労働休みが取れなかったり、昼休み以外休みなく長時間働かされること。◆低賃金製造にかかるコストを減らすために安価で豊富な労働力がある国へ製造拠点を移し、安い賃金や長時間労働など劣悪な労働条件であっても、労働者はそれらの条件を受け入れなければならなくなっている。サステナブルと聞くと、環境問題が注目されがちですがこういった労働問題を改善することもサステナブル(持続可能)な社会を実現するには必要不可欠です。したがって労働問題の改善もNextoryの6つの目標の1つとなっています。先に述べたような労働問題を改善するためにNextoryを運営する日鉄物産株式会社は日本国内の商社として初めてSACに加盟しており、また、2013年からCSR自主監査を行っております。SACって何?CSR自主監査って何?と思われた方のために簡単に説明するとSACとはアパレルや靴製品を主な対象に、世界中の小売り、アパレルメーカー、縫製工場、素材メーカー、研究所、政府機関など、約280の加盟企業/団体が一体となって、環境負荷を最小限に抑えるサプライチェーンの構築と労働環境改善を目指す団体です。CSR自主監査では日鉄物産株式会社と取引のある仕入れ工場が労働者の人権を守っているか、安全に作業が行われているか、法令順守がされているかなどを必要に応じて調査し、労働問題が発生しないよう管理しています。今回の「私たちが本当に着たい服を届けたいNextoryプロジェクト」を通じて、Nextoryとは何なのか。ファッション業界が抱える問題って何なのか。サステナブルとは。ということを定期的に活動報告にて配信してまいりますので是非ご覧になってください。田村


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