ロンドン自然史博物館で行われているワイルドライフフォトグラファーオブザイヤー展の様子が送られてきました。現地まで行くことができず少々残念ではあったのですが、画像はプリントなのかモニターなのか少々分からなかったのですが、随分と大掛かりではありますね。一般的な写真展示に比べると思っていた以上に、博物館や科学館といった展示風景で少々感動する光景でした(^^)六本木富士フイルムフォトスクエアでの展示では、今ままでの富士フイルムスクエアではやったことのない額装を提案させて頂いていたので、しばらくしたらテストで作っていただく事になっているので楽しみなところです。プリントしてさらに額装、フロアを展示空間として見せていくのはとても楽しみな事ですが、同時に多くの方々に見ていただくのは嬉しさや楽しみなところではありますが、多くの方々に見ていただくのでもちろん緊張と言いますか脅威でもあります。写真集も同じく、大きさは違いますが小さな本の中で、作品を見せていくわけですから同じですよね。どちらも、楽しみながら進めて行きたいと思っております(^^)今回の写真集は、一つの水没林を取り上げた日本初の写真集になるかと思います。(私の調べた範囲になりますので、間違いありましたらご指摘くださいm(__)m)時折見ていただいて、心安らぐ写真集になればと思っております。多くの皆様に先行予約販売の形でお手元に置いて頂けましたら嬉しいです。皆さまお一人お一人の支援が出版への力となります。暖かいご支援で出版の後押しをよろしくお願い申し上げます。小関一成
ワイルドライフフォトグラファーオブザイヤー の付いた活動報告
クラウドファンディング2日目を終え、今日もご支援いただき目標金額の13%(200,000円)を超えました。ご支援頂いた皆さま、そして紹介いただいた皆さまお一人お一人の応援の気持ちに今日も感謝するばかりです。誠にありがとうございます!写真集をお届けできるよう、目標達成まで頑張ってまいります。ご支援者の皆さまにも、是非このプロジェクトを広めていただければ幸いです。昨日、ロンドン自然史博物館(Nature History Museum)からエアメールが届き、Wildlife photographer of the Yearの受賞証明書と受賞作品が載った写真集(Portfolio31)が同封されておりました。世界中の写真家の方々の作品と一緒に、宮城県伊豆沼のマガンを捉えた作品が見開きで大きく掲載いただいて、改めて自分の作品を見ていたのですが、やはり良い作品が載る写真集は良いものだと思っております。そして、写真集で多くの方々に白川湖の水没林を捉えた写真集をお届けしたいという思いが強くなったのです。良い写真集というのは、写真集を見た後に豊かな気持ちの余韻が残るものだと思います。写真展では、広く一般の方々にも分かりやすい展示構成になるかもしれませんが、写真集では、冬青社の高橋社長と一緒にまた一味違った構成になるかと思いますので、私自身もとても楽しみです!【ワイルドライフフォトグラファーオブザイヤーについて補足】あまりご存じない方も多いかと思いますので少し説明入れておきます。ロンドン自然史博物館が主催する今年で57回目となる野生生物写真コンテストなのですが、ウィキペディアでは世界最大の野生生物写真コンテストナショナルジオグラフィックでは世界最高峰の野生生物写真コンテストと言われております。今年の大賞はナショジオに掲載寄稿しているナショジオの水中写真家さんだったのですが、世界一流写真家さんから、小学生の小さなフォトグラファーまで応募するんですよ。57回の歴史の中で、日本人の受賞者は正確には分かりかねますが、十数人と数少ない狭き門で、東北の野生生物で受賞は初かもしれません。ちなみに、3次か4次審査まで行われるそうなのですが、2次審査まで残った写真はRAWデータの提出が求められ、合成や過度の色調整画像などは受賞できないのです。今回、2次審査まで受賞画像含めて数枚残ったのですが、写真展で展示予定(写真集にも掲載予定)の白川湖の作品も残っていたのです。そちらも、富士フイルムフォトサロンでの写真展、そして、写真集「霧幻の水森」でも楽しんでいただければと思っております。
山形県飯豊町白川湖の水没林を舞台にした写真集『霧幻の水森』出版に向けたクラウドファンディングがいよいよスタートしました!ドキドキしながらの始まりでしたが、初日からご支援いただき目標金額の10%(170,000円)を超えました。ご支援頂いた皆さま、そして紹介いただいた皆さまお一人お一人の応援の気持ちの賜物です。誠にありがとうございます!写真集をお届けできるよう、まだ始まったばかりのプロジェクトですが目標達成まで頑張ってまいります。ご支援者の皆さまにも、是非このプロジェクトを広めていただければ幸いです。昨日、ワイルドライフフォトグラファーオブザイヤーの受賞を市報で記事にしたいと宮城県登米市役所の方が遠いところおいでくださって取材をして頂きました。11月20日あたりに市報が出るそうなのですが、その取材の中で他の地域の方から見た地域の良い部分というのは、とても新鮮な言葉だと嬉しそうにおっしゃっていました。写真家という職業は、撮ること以上に視ることが大事だと思っておりまして、出来るだけ客観的な目線を持つというのを心がけてきました。客観的な目線というのも様々な枠があると思いますが、その枠が地域限定なのか、国内なのか、世界なのか?その枠を出来るだけ大きく広い視野で見るべきと考えてきました。白川湖のある飯豊町は、私の住む山形市から1時間半弱の場所で遠方ではないですが、毎日行く距離でもありません。これまで7年の間に60回以上に渡り、多くは深夜から朝にかけて撮影してきた思い入れの地域であり場所ではありますが(フライフィッシングの釣行を含めると更にですが(笑))客観的な眼で白川湖という場所を視て来れたのではないかと思います。地域の方々は別にしても、一番多く視てきた自信だけはあり、自分の表現したかった世界観を写真展、そして写真集としてお見せできるのを楽しみにしております。写真展と写真集では作品点数や組み方を変えて、どちらも楽しんでいただければと思っております。