12月29日(活動1日目)
午後からは、gun-obとよばれるスクワッターエリアに行きました。スクワッターとは、無断居住者や不法占拠者という意味です。
この地区で支援活動などを行なっている方と話をする事もできました。ここに住む子どもたちも相変わらず元気いっぱい!
「10年ほどかけて、ここの子たちもやっとまともな服を着るようになってきた。」そんな話もしてくれました。
この子と同じような口元をした子を、僕もフィリピンで2度ほど見かけたことがあります。この一種の病気、病院に行けば無料で治せるそうなんです。じゃあ、何で治さないの?
僕も初めは疑問に思いました。
でも、治せないんです。その理由は、ただ一つ。
この子がここに『存在』しているという証明がないからです。
子どもたちは学校に行ったり、行ってなかったり。行かない理由は、自分自身がサボったり、親が行かせないといったパターンもあります。親自身も、十分な教育を受けていないため、その重要性さえ分かりません。
子どもたちの「学び」を変えて行くためには、一筋縄ではいかないな…と改めて痛感しました。親も変えていかなければいけません。
この地区の子どもたちとシャボン玉や紙飛行機で遊んだあと、リコーダーを届けました!使い方なんて詳しくはわからない。でも、とにかくひたすらにピーピーピーピー!!!!
しばらくの間、子どもたちオリジナルの大合奏が響き渡りました。